ラジオが夢見た市民社会

アメリカン・デモクラシーの栄光と挫折

1930年代アメリカにおけるラジオメディアの政治性と米国社会の文化的変容とを鮮やかに描き出した快著.

ラジオが夢見た市民社会
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著者 デイヴィッド・グッドマン , 長﨑 励朗
ジャンル 書籍 > 単行本 > 社会
刊行日 2018/03/09
ISBN 9784000255066
Cコード 0036
体裁 四六 ・ 上製 ・ カバー ・ 608頁
定価 本体5,600円+税
在庫 在庫あり
1930年代,アメリカのラジオ放送.国家的規制の下にあったこのラジオというメディアはいかにして「能動的で批判的」な市民を創り出し,それが逆説的にも総力戦体制に適した情報システムを生み出してしまったのか.ラジオ放送とデモクラシーの関係を鋭く焦点化した,アメリカ放送史最良の一冊,待望の邦訳.
序章

第Ⅰ部 野望
 第一章 アメリカン・システム
 第二章 市民的パラダイム
 第三章 クラシック音楽放送という約束
 第四章 民主的なラジオとは何か

第Ⅱ部 分断
 第五章 階級・コスモポリタニズム・分断
 第六章 ラジオと知的なリスナー──宇宙戦争パニック
 第七章 ポピュリズム,戦争,アメリカン・システム
 後 奏──トスカニーニからシナトラへ

結論

訳者解説
デイヴィッド・グッドマン David Goodman
メルボルン大学教授.博士(歴史学,シカゴ大学).シドニー大学を経て,1990年からメルボルン大学でアメリカ史について教鞭をとる(~現在まで).
主著に『Gold Seeking: Victoria and California in the 1850s』(1994年)がある.

長﨑励朗(ながさき れお)
桃山学院大学社会学部准教授.博士(教育学,京都大学).著書に『「つながり」の戦後文化誌──労音,そして宝塚,万博』(2013年,河出書房新社),「『ロッキング・オン』──音楽に託した「自分語り」の盛衰」(佐藤卓己編『青年と雑誌の黄金時代』収載,2015年,岩波書店)等の著作がある.

書評情報

日本経済新聞(夕刊) 2018年4月18日
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