〈まちなか〉から始まる地方創生

クリエイティブ・タウンの理論と実践

中心市街地に賑わいが戻るための都市計画に必要な「ビジネス」「デザイン」「スキーム」の三つの柱とは.

〈まちなか〉から始まる地方創生
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著者 福川 裕一 , 城所 哲夫
ジャンル 書籍 > 単行本 > 社会
刊行日 2018/03/15
ISBN 9784000248266
Cコード 0036
体裁 A5 ・ 並製 ・ カバー ・ 208頁
定価 本体2,800円+税
在庫 在庫あり
高松丸亀町商店街,長浜旧市街,川越一番町,石巻まちなかの再生や復興の具体例から浮かび上がる,新しいまちの姿とは? 地方の再生に必要な,中心市街地に賑わいを取り戻すための都市計画の方策を,「ビジネス」「デザイン」「スキーム」の三つの柱から描き出す.戦後の市街地拡張からのスマートな撤退を射程に入れ,説得力に富む,都市計画の専門家による提案.
はじめに

序章 なぜ,クリエイティブ・タウンか


Ⅰ クリエイティブ・タウンの理論

クリエイティブ・タウンの理論❶
第1章 クリエイティブ・タウンとはなにか
 1 クリエイティブ・タウンとライフスタイル産業革命
 2 アイデアをいかに実現するか
 3 アイデアの実現とクリエイティブ・タウン

クリエイティブ・タウンの理論❷
第2章 クリエイティブ・タウンをとりまく状況
 1 地域経済活性化の理論
 2 求められる国の制度と仕組みの転換
 3 クリエイティブ・タウンの胎動


Ⅱ クリエイティブ・タウンの実践

クリエイティブ・タウンの実践❶
第3章 3ポイント・アプローチ
 1 「デザイン」「ビジネス」「スキーム」
 2 高松丸亀町商店街
 3 長浜

クリエイティブ・タウンの実践❷
第4章 ビジネス:ライフスタイルのブランド化
 1 まちのシューレ
 2 まちじゅうまるごとホテル
 3 商店街の再定義
 4 「ライフスタイルのブランド化」のためになすべきこと

クリエイティブ・タウンの実践❸
第5章 デザイン
 1 ふたつの都市像
 2 タワー型――ル・コルビュジエの描いた都市像
 3 歴史的な都市に町並み型の条件を探る
 4 実現の方法

クリエイティブ・タウンの実践❹
第6章 スキーム
 1 スキーム組み立てのイメージ――高松丸亀町の場合
 2 まちづくり会社
 3 再開発制度を新しい考え方で活用
 4 制度のあり方

クリエイティブ・タウンの実践❺
第7章 事例研究:石巻クリエイティブ・タウン
 1 目標と方針を考える
 2 ライフスタイルのブランド化
 3 デザイン――歴史的な都市構造を踏まえ,ひとつひとつの敷地単位が町並みをつくる
 4 スキーム

終 章 クリエイティブ・タウンの推進


参考文献
福川裕一(ふくかわ ゆういち) 序章,第3~7章
1950年生まれ.千葉大学名誉教授.クリエイティブタウン推進機構,全国町並み保存連盟理事長.専門は都市計画・都市デザイン,特に歴史的環境の保全,中心市街地再生.川越,佐原,長浜,小諸,高松丸亀町,石巻などのまちなかのまちづくりにかかわる.1998年都市住宅学会賞(論説賞),2000年日本建築学会賞(ホイアン町並み保存プロジェクト),日本都市計画学会賞・石川賞(「ぼくたちのまちづくり」岩波書店の絵本シリーズ).著書に,『ゾーニングとマスタープラン――アメリカの土地利用計画・規制システム』(学芸出版社),『持続可能な都市――欧米の試みから何を学ぶか』(共著,岩波書店)など.

城所哲夫(きどころ てつお) 第1,2章
1958年生まれ.東京大学大学院都市工学専攻准教授.クリエイティブタウン推進機構理事.専門は都市・地域計画,アジア都市計画.地方都市の活性化に関する研究と提案活動を行っているほか,世界銀行,アジア開発銀行,国際協力機構(JICA)等で,アジアの都市開発に関するアドバイスも実施している.著書に,『サステイナブル都市の輸出――戦略と展望』(共編著),『広域計画と地域の持続可能性』(共著),『東日本大震災――復興まちづくり最前線』(共編著,以上学芸出版社),『都市再生のデザイン』(共著,有斐閣)など.
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