教育社会学のフロンティア 2

変容する社会と教育のゆくえ

教育格差,メリトクラシー,知の変容,ジェンダー,ネット社会など新たな研究の課題と視角を探究する.

変容する社会と教育のゆくえ
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著者 日本教育社会学会 , 稲垣 恭子 責任編集 , 内田 良 責任編集
ジャンル 書籍 > 単行本 > 教育
シリーズ 教育社会学のフロンティア
刊行日 2018/03/28
ISBN 9784000261357
Cコード 0037
体裁 A5 ・ 並製 ・ カバー ・ 296頁
定価 本体3,200円+税
在庫 在庫あり
教育格差,メリトクラシー,トランジション,知の変容,ジェンダー,ニューカマー,ネット社会,コミュニティなど,新たな研究の課題と視角を探究する.執筆者=荒牧草平,平沢和司,堀有喜衣,井上義和,伊藤茂樹,山田哲也,多賀太,古賀正義,元森絵里子,片岡栄美,志水宏吉,山田浩之,加野芳正.
序 章 教育現象をどう解読するか……………稲垣恭子

Ⅰ 日本の教育システムの変容と現在
 1 教育格差の論じ方──趨勢・枠組・メカニズム ……………荒牧草平
 2 能力観は変化したか──学歴─実力意識からみるメリトクラシー ……………平沢和司
 3 若者とトランジション──学校から職業への移行研究の現在 ……………堀有喜衣
 4 知の変容とアカデミズム──講座制・教養部・師弟関係 ……………井上義和


Ⅱ 学校のゆらぎと再編
 5 「学校問題」の再構築──インストルメンタル/コンサマトリーに着目して ……………伊藤茂樹
 6 教師という仕事 ……………山田哲也
 7 「ジェンダーと教育」研究の新展開──不平等の多元化と視点の多様化のなかで ……………多賀太
 8 学校と子ども・若者支援 ……………古賀正義


Ⅲ 教育と文化のゆくえ
 9 子ども観の変容と未来──子どもの多様性発見の時代,子ども社会学は何を問うべきか ……………元森絵里子  189──子どもの多様性発見の時代,子ども社会学は何を問うべきか
 10 教育格差とペアレントクラシー再考 ……………片岡栄美
 11 ニューカマー研究の新展開──A+B= A’+B’+a ……………志水宏吉
 12 ネット社会と教育──教育は変わるという神話と現実 ……………山田浩之
 13 教育と地域社会の新たな関係──コミュニティとローカリティの視点から ……………加野芳正

まとめと展望 “私は真実を知っている”……………内田 良
【責任編集】

稲垣恭子(いながき きょうこ)
京都大学大学院教育学研究科教授.教育社会学.『教育文化を学ぶ人のために』(編著,世界思想社),『教育文化の社会学』(放送大学教育振興会)など.

内田 良(うちだ りょう)
1976年生.名古屋大学大学院教育発達科学研究科准教授.教育社会学.『教育という病──子どもと先生を苦しめる「教育リスク」』(光文社新書),『ブラック部活動──子どもと先生の苦しみに向き合う』(東洋館出版社)など.


【執筆者】

荒牧草平(あらまき・そうへい)
1970年生.日本女子大学人間社会学部教育学科准教授.教育社会学,家族社会学.『学歴の階層差はなぜ生まれるか』(勁草書房),『高校生たちのゆくえ──学校パネル調査からみた進路と生活の30年』(共編著,世界思想社)など.

平沢和司(ひらさわ・かずし)
1962年生.北海道大学大学院文学研究科教授.教育社会学,社会調査法.『大卒就職の社会学──データからみる変化』(共著,東京大学出版会),『格差の社会学入門──学歴と階層から考える』(北海道大学出版会)など.

堀 有喜衣(ほり・ゆきえ)
1972年生.労働政策研究・研修機構主任研究員.教育社会学.『フリーターに滞留する若者たち』(編著,勁草書房),『高校就職指導の社会学──「日本型」移行を再考する』(勁草書房)など.

井上義和(いのうえ・よしかず)
1973年生.帝京大学学修・研究支援センター准教授.教育社会学,歴史社会学.『日本主義と東京大学──昭和期学生思想運動の系譜』(柏書房),『シリーズ大学6組織としての大学──役割や機能をどうみるか』(共著,岩波書店)など.

伊藤茂樹(いとう・しげき)
1963年生.駒澤大学総合教育研究部教授.教育社会学,逸脱の社会学.『現代日本の少年院教育──質的調査を通して』(共編著,名古屋大学出版会),『「子どもの自殺」の社会学──「いじめ自殺」はどう語られてきたのか』(青土社)など.

山田哲也(やまだ・てつや)
1973年生.一橋大学大学院社会学研究科教授.教育社会学.『学力と学校を問い直す』(共編著,かもがわ出版),『学力格差是正策の国際比較』(共編著,岩波書店)など.

多賀 太(たが・ふとし)
1968年生.関西大学文学部総合人文学科教授.教育社会学.『男らしさの社会学──揺らぐ男のライフコース』(世界思想社),『男子問題の時代?──錯綜するジェンダーと教育のポリティクス』(学文社)など.

古賀正義(こが・まさよし)
1957年生.中央大学文学部人文社会学科教授.教育社会学.『〈教えること〉のエスノグラフィー ──「教育困難校」の構築過程』(共編著,金子書房),『現代社会の児童生徒指導』(共編著,放送大学教育振興会)など.

元森絵里子(もともり・えりこ)
1977年生.明治学院大学社会学部准教授.歴史社会学,子ども社会学.『「子ども」語りの社会学──近現代日本における教育言説の歴史』,『語られない「子ども」の近代──年少者保護制度の歴史社会学』(ともに勁草書房)など.

片岡栄美(かたおか・えみ)
1957年生.駒澤大学文学部社会学科教授.文化社会学,教育社会学.『文化の権力反射するブルデュー』(共著,藤原書店),「格差社会と小・中学受験──受験を通じた社会的閉鎖,リスク回避,異質な他者への寛容性」(『家族社会学研究』第21 巻第1号)など.

志水宏吉(しみず・こうきち)
1959年生.大阪大学大学院人間科学研究科教授.学校臨床学・教育社会学.『学力を育てる』(岩波新書),『グローバル化・社会変動と教育2 文化と不平等の教育社会学』(共編訳,東京大学出版会)など.

山田浩之(やまだ・ひろゆき)
1964年生.広島大学大学院教育学研究科教授.教育学,教育社会学.「教育社会学によるメディア研究の可能性」(中国四国教育学会編『教育学研究紀要』(CD-ROM版)第53巻),『入門・子ども社会学──子どもと社会・子どもと文化』(共編著,ミネルヴァ書房)など.

加野芳正(かの・よしまさ)
1953年生.香川大学教育学部教授.教育社会学.『なぜ,人は平気で「いじめ」をするのか?』(日本図書センター),『マナーと作法の社会学』(編著,東信堂)など.
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