詩のきらめき

詩から死へ,膨らむイメージ.詩と死の間に,ぽっと浮かび上がる青春,人生のかがやき――.

詩のきらめき
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著者 池澤 夏樹
ジャンル 書籍 > 単行本 > 文学・文学論
刊行日 2018/05/17
ISBN 9784000612661
Cコード 0090
体裁 四六 ・ 上製 ・ カバー ・ 256頁
定価 本体2,400円+税
在庫 在庫あり
詩から詩へ,膨らむイメージ.詩と詩の間に,ぽっと浮かび上がる青春,人生のかがやき.一冊の本の中に広がる,古今東西の言葉の持つ芳醇な世界.奔放な言葉の流れによってつむがれた,散文では表現できない想いを伝える,多くの詩を読む.詩人でもある著者が,誰もが見知った言葉の持つ,新鮮なきらめきを案内する.
I 2015

詩人の中のいちばんの悪党
『紅楼夢』の艶冶と頽廃
「風立ちぬ」という訳を巡って
短歌の原理と鎌倉の少女たち
恋人の吐息,あるいはライト・ヴァースへの誘い
大江健三郎からW・H・オーデンへ
枕をめぐって本歌取り
「冬の旅」 からウェルテルへ
久保田万太郎の湯豆腐
自由恋愛のない文明史
蠣崎波響の画業と漢詩
『山家鳥虫歌』で民謡を読む


II 2016

石垣りんの消滅まで
木の影と降る雪――イヴ・ボヌフォワの詩など
川上澄生の詩と人生
『黄金の竪琴』の輝き
ディラン・トマス式の悼みかた
佐藤惣之助の沖縄と八重山
大岡信と和歌の伝統
封印された船,あるいはうつろな舟
リメリックと狂歌
墓地の詩いろいろ
山之口貘と向き合う
ジョン・ダンの恋と信仰


III 2017

ブローティガンと俳句の関係
「千字文」と世界の秩序
影と旋風の地
萩原朔太郎と詩人の私生活
ふたたびブレイクへ
ジアコモの恋
古代イスラエルの恋の歌
映画の中のエミリ・ディキンスン
カヴァフィスとの五十年


あとがき
本書で扱った書籍一覧
池澤夏樹(いけざわ なつき)
1945年生まれ,作家,詩人.
小説,評論,エッセー,翻訳,書評など多岐にわたって活躍.『スティル・ライフ』で芥川賞,『マシアス・ギリの失脚』で谷崎潤一郎賞,『花を運ぶ妹』で毎日出版文化賞などのほか,河出書房新社での個人編集「世界文学全集」では毎日出版文化賞,朝日賞などを受賞.著書に,『砂浜に坐り込んだ船』『キトラ・ボックス』『詩のなぐさめ』など多数.

関連書籍

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