理論経済学と経済政策

厚生・マクロ・国際経済学

部分均衡および一般均衡理論をマクロ経済,国際経済の政策課題に応用し,社会的厚生分析を行ってきた著者の研究の集大成.

理論経済学と経済政策
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著者 大山 道広
ジャンル 書籍 > 単行本 > 経済
刊行日 2018/05/29
ISBN 9784000255776
Cコード 3033
体裁 A5 ・ 上製 ・ カバー ・ 280頁
定価 本体8,800円+税
在庫 在庫あり
一般均衡理論と国際経済学の理論の経済政策への応用を行ってきた著者の研究の集大成.マクロ経済,国際経済さらに社会的厚生に関わる政策課題を取り上げ,それぞれについて部分均衡理論または一般均衡理論を用いて新しい理論分析を行う.国内外で高い評価をうける碩学による最後の論文集.
まえがき


第Ⅰ部 概念と方法

 第1章 部分均衡の厚生分析
  1. 1 はじめに
  1. 2 代表的消費者の効用関数
  1. 3 シトフスキー無差別曲線
  1. 4 バーグソン無差別曲線と余剰分析
  1. 5 要約と結論

 第2章 一般均衡の厚生分析
  2. 1 はじめに
  2. 2 開放経済の一般均衡モデル
  2. 3 厚生比較の一般定理
  2. 4 貿易と厚生――応用例
  2. 5 要約と結論


第Ⅱ部 マクロ経済
 第3章 労経交渉のマクロ経済学
  3. 1 はじめに
  3. 2 経営者と労働組合のゲーム
  3. 3 交渉均衡とその性質
  3. 4 自然賃金物価予想経済変動
  3. 5 要約と結論

 第4章 乗数理論と公共財――混合体制下の一般均衡
  4. 1 はじめに
  4. 2 有効需要の原理
  4. 3 民間財と公共財の一般均衡
  4. 4 混合体制の2財マクロモデル
  4. 5 完全雇用下の資源配分
  4. 6 新古典派総合と新ケインズ派総合
  4. 7 投資その他の革新による需要創出と成長促進(成長戦略)
  4. 8 要約と結論

 第5章 貨幣所得分配のマクロ経済学
  5. 1 はじめに
  5. 2 モデルの基本構造
  5. 3 家計の行動
  5. 4 IS-LM 均衡
  5. 5 短期均衡と変化の法則
  5. 6 中長期の一般均衡
  5. 7 要約と結論


第Ⅲ部 国際経済

 第6章 市場構造・国際貿易・経済厚生
  6. 1 はじめに
  6. 2 企業と産業均衡
  6. 3 一般均衡
  6. 4 伝統的競争分析の頑健性
  6. 5 市場構造と経済厚生
  6. 6 市場構造と貿易利益
  6. 7 解釈と結論

 第7章 品質改善型技術進歩と国際貿易
  7. 1 はじめに
  7. 2 品質と国際貿易モデル
  7. 3 費用削減型技術進歩の効果
  7. 4 品質改善型技術進歩の効果―― 一般ケース
  7. 5 品質改善型技術進歩の効果―― 特殊ケース
  7. 6 要約と結論

 第8章 雁行型発展の理論――特殊要素モデルを中心として
  8. 1 はじめに
  8. 2 ヘクシャー=オリーン・モデルと雁行型発展
  8. 3 特殊要素モデルの構造
  8. 4 特殊要素モデルと雁行型発展
  8. 5 直接投資と逆輸入
  8. 6 要約と結論

 第9章 加工貿易の理論――リカード型モデル
  9. 1 はじめに
  9. 2 自給自足経済
  9. 3 国際分業とその利益
  9. 4 要素代替と貿易利益
  9. 5 要約と結論

 第10章 自由貿易協定と経済厚生
  10. 1 はじめに
  10. 2 関税と経済厚生
  10. 3 ケンプ=ワン定理と部分的自由貿易地域
  10. 4 要約と結論

 第11章 WTOと世界経済
  11. 1 はじめに
  11. 2 厚生比較定理
  11. 3 WTOとFTA
  11. 4 WTOと環境労働基準
  11. 5 要約と結論


第Ⅳ部 厚生経済

 第12章 厚生と効率
  12. 1 はじめに
  12. 2 分析枠組み
  12. 3 安全と効率
  12. 4 政府の失敗
  12. 5 公平と効率
  12. 6 要約と結論

 第13章 人間関係の経済学
  13. 1 はじめに
  13. 2 仲間消費と効用関数
  13. 3 贈与と税制
  13. 4 消費の補完性
  13. 5 要約と結論


あとがき
初出一覧
索 引
大山道広(おおやま みちひろ)
1938年東京生まれ.1961年慶應義塾大学経済学部卒業,80年同教授.1972年アメリカ,ロチェスター大学で経済学 Ph.D.取得.専攻は国際経済学,理論経済学.著書に『国際貿易〈モダン・エコノミックス14〉』(共著,岩波書店,1985),『国際経済学 改訂新版』(放送大学教育振興会,2005),『国際経済学〈経済学教室10〉』(培風館,2011),Macroeconomics, Trade, and Social Welfare(Springer, 2016)など.訳書に,ヘルプマン,クルーグマン『現代の貿易政策――国際不完全競争の理論』(東洋経済新報社,1992)などがある.
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