ケンタウロスのポロス

舞台は古代ギリシア.ケンタウロスのポロスは,英雄ヘラクレスに出会い.英知を得るための旅に出た.

ケンタウロスのポロス
著者 ロベルト・ピウミーニ , 長野 徹
ジャンル 書籍 > 児童書
対象年齢 > 小学6年,中学から
刊行日 2018/05/17
ISBN 9784001160154
Cコード 8097
体裁 四六 ・ 上製 ・ 208頁
在庫 品切れ
舞台は古代ギリシア.若いケンタウロスのポロスは英雄ヘラクレスに出会い,英知を得るための旅に出た.ヘラクレスやアマゾン族に育てられた少女イリーネらの助けをかりて,ポロスは試練を次々に乗り越えるが,そのころ故郷では悪がはびこりつつあり…….イタリアの言葉の魔術師,ピウミーニによる「行きて帰りし物語」.
1 ケンタウロス
2 ポロス
3 ヘラクレス
4 六人の乱入者
5 ケイロン
6 ネボス
7 メランプス
8 ティリンスの王宮で
9 二回目の競走
10 マウレテス
11 オレウス
12 三回目の競走
13 晩餐会
14 海の中
15 アルゴ号の船上で
16 変化
17 タロス
18 戦闘
19 アルゴ号との別れ
20 フェニキア船
21 船の旅
22 北にむかって
23 イノシシ
24 アリの巣
25 アマゾン族
26 囚われの身
27 マータ
28 少女
29 逃走
30 イリーネ
31 金の力
32 ネマンテス
33 海を渡る
34 ケテウス
35 王の弓
36 エメレア王妃
37 石臼をまわして
38 救出
39 金の角の牝鹿
40 治療
41 ほら穴の絵
42 渡し守
43 神託
44 イリーネの願い
45 帰還
46 真相
47 ウサノス
48 祭り
49  わたしの名はポロス
50 決闘
51 決着
52 オリュンポス山のヘラクレス
53 ドドナの神殿で
54 テッサリアをめざして
55 ゼウス
56 奇跡

訳者あとがき
【作者】 ロベルト・ピウミーニ
1947年,北イタリアのエードロ生まれ.教師,俳優などの職業を経て,1978年に児童文学作家としてデビュー.著作は小説,童話,詩,戯曲と幅広いジャンルにわたり,昔話や神話,名作文学の再話も数多く手がける.邦訳に『光草─ストラリスコ─』(小峰書店),『マッティアのふしぎな冒険』(文研出版),『逃げてゆく水平線』(東宣出版)など.

【訳者】 長野 徹(ながの とおる)
山口県生まれ.東京大学文学部卒業.同大学院修了.イタリア政府給費留学生としてパドヴァ大学に留学.イタリア文学研究者・翻訳家.児童文学,幻想文学,民話などに関心を寄せる.訳書に,ピウミーニ『光草─ストラリスコ─』(小峰書店),ピッツォルノ『ポリッセーナの冒険』(徳間書店),ストラパローラ『愉しき夜 ヨーロッパ最古の昔話集』(平凡社),ブッツァーティ『魔法にかかった男』(東宣出版)などがある.
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