新刊

教育依存社会アメリカ

学校改革の大義と現実

改革は必要であり,教育は必要な投資だ.公と個人を離れない「学校シンドローム」の背景と実態に迫る.

教育依存社会アメリカ
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著者 デイヴィッド・ラバリー , 倉石 一郎 , 小林 美文
ジャンル 書籍 > 単行本 > 教育
刊行日 2018/06/12
ISBN 9784000612746
Cコード 0037
体裁 四六 ・ 並製 ・ カバー ・ 352頁
定価 本体2,900円+税
在庫 在庫あり
教育の中央統制強化とテスト学力重視へ向かうアメリカ.建国以来,進歩主義運動,人種隔離撤廃と平等化など,数次の教育改革は社会問題を解決しなかったにもかかわらず,新たなプログラムに資源が投入されていく公私の「学校シンドローム」の背景とは? 「改革者」「消費者」をキーワードに現代に至る教育―学校史を一望する,意欲的な一冊.
日本語版への序文

凡 例

序 章
第1章 市民から消費者へ
第2章 アメリカの学校制度の創設
第3章 進歩主義運動による学校制度改変の試み
第4章 改革に対する組織的抵抗
第5章 教室レベルでの改革への抵抗
第6章 社会問題の解決の失敗
第7章 学校での学習の限界
第8章 学校シンドロームと共に生きる

謝 辞

訳者解題――あとがきに代えて……………倉石一郎

参考文献
索 引
デイヴィッド・ラバリー(David F. Labaree)
1947年生まれ.ミシガン州立大学を経て,スタンフォード大学教育大学院教授.教育社会学,教育史.著書に,The making of an American high school: the credentials market and the Central High School of Philadelphia,1838-1939, Yale University Press, 1988, How to succeed in school without really learning: the credentials race in American education, Yale University Press, 1997, The trouble with ed schools, Yale University Press, 2004, Education, markets, and the publicgood: the selected works of David F. Labaree, Routledge,2007, A perfect mess: the unlikely ascendancy of American higher education, The University of Chicago Press, 2017など.


【訳者紹介】

倉石一郎(くらいし いちろう)
1970年生まれ.京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了.東京外国語大学外国語学部助教授などを経て,現在,京都大学大学院人間・環境学研究科教授.専門は教育学,教育社会学.著書に『アメリカ教育福祉社会史序説――ビジティング・ティーチャーとその時代』(春風社),『増補新版包摂と排除の教育学――マイノリティ研究から教育福祉社会史へ』(生活書院),『教育社会学のフロンティア1 学問としての展開と課題』(共著,岩波書店).訳書に『黒人ハイスクールの歴史社会学――アフリカ系アメリカ人の闘い 1940-1980』(共訳,昭和堂)など.

小林美文(こばやし みのり)
1968年生まれ.ウィスコンシン大学マディソン校教育大学院教育政策学科博士課程修了.博士論文は Parental Involvement among Transnational Immigrant Japanese Mothers in the U.S.(「米国在住国際家族における日本人母親の教育参加に関する研究」).立教大学国際センター教育研究コーディネーターを経て,現在,立教大学,成蹊大学兼任講師.専門は国際・比較教育学,教育人類学.
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