〈仏典をよむ〉 4

大乗の教え (下)

浄土三部経・華厳経ほか

浄土教の根本経典である浄土三部経,『華厳経』『金光明経』など日本人に重要な経典をわかりやすく解説.

大乗の教え (下)
このエントリーをはてなブックマークに追加
著者 中村 元 , 前田 專學 監修
通し番号 学術376
ジャンル 書籍 > 岩波現代文庫 > 学術
シリーズ 〈仏典をよむ〉
刊行日 2018/06/15
ISBN 9784006003760
Cコード 0115
体裁 A6 ・ 並製 ・ カバー ・ 240頁
定価 本体1,000円+税
在庫 在庫あり
日本仏教で最も多くの信徒を持つ浄土教の根本経典,『阿弥陀経』『大無量寿経』『観無量寿経』のいわゆる浄土三部経,華厳宗のもととなった『華厳経』,禅宗に多大な影響を与えた『楞伽経』,護国経典として名高い『金光明経』などを取り上げて解説.代表的な仏典を講義形式で読み解く,最もわかりやすい〈お経入門〉シリーズ,ここに完結!
はじめに――本シリーズの成り立ち
凡 例

第19回 極楽浄土を欣求する――『阿弥陀経』
 極楽浄土を求める信仰
 ブッダの説法を聞く集い
 極楽世界の荘厳を説く
 阿弥陀の名号の由来
 念仏往生のすすめ
 阿弥陀仏をたたえる仏たち
 いまの世は「五濁の悪世」

第20回 浄土建立の誓願――『大無量寿経』
 経典の要点
 法蔵菩薩の発願と修行
 法蔵比丘の「四十八願」
 この世でどのように生きたらいいか

第21回 浄土の観想――『観無量寿経』
 ただひとつの漢訳
 王舎城の悲劇
 母も幽閉するアジャータサットゥ王
 仏,王妃の前にあらわれて法を説く
 浄土を観想する方法
 凡夫往生の方法を説く

第22回 菩薩行の強調――『華厳経』(1)
 全アジアで奉じられた経典
 『華厳経』の漢訳と構成
 何が説かれているのか
 菩薩のなすべきこと

第23回 善財童子の求道――『華厳経』(2)
 「入法界品」の筋書き
 遊女に教えを請う
 さとりを求める心
 普賢菩薩の教え

第24回 唯心の実践――『楞伽経』
 ランカーでの説法
 ラーヴァナ夜叉王の勧請
 「阿頼耶識」の不滅を説く
 さまざまな主張

第25回 正法もて国を護る――『金光明経』
 わが国に大きな影響を与えた経典
 国王の心構えを説く
 力尊相王の偈

第26回 真言密教の奥義――『理趣経』
 密教が成立する社会的背景
 経典の趣意
 大楽の法門
 十七の清浄の境地
 
講義を結ぶにあたって

解 説……………前田專學
 大乗仏典の成立と発展
 本書で扱った経典

監修者あとがき……………前田專學
〈仏典をよむ〉岩波現代文庫版刊行によせて……………前田專學
中村 元(なかむら はじめ)
1912-99年.東京帝国大学文学部印度哲学梵文学科卒業.東京大学名誉教授.東方研究会・東方学院を創設.著書に『中村元選集』(春秋社),訳書に『ブッダのことば』『ブッダ最後の旅』(以上,岩波文庫)ほか多数.日本学士院会員・文化勲章・勲一等瑞宝章受章.

前田 專學(まえだ せんがく)
1931年生まれ.東京大学文学部印度哲学梵文学科卒業.東京大学名誉教授.著書に『ブッダ』(春秋社),訳書『ウパデーシャ・サーハスリー』(岩波文庫)など.日本学士院賞受賞.現在,東方学院長として活動.
ページトップへ戻る