新刊

詩の誕生

詩が生まれ死ぬとはどういうことか――.文学の源泉に切り込む白熱の対話による詩論.

詩の誕生
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著者 大岡 信 , 谷川 俊太郎
通し番号 緑215-1
ジャンル 書籍 > 岩波文庫 > 緑(現代日本文学)
刊行日 2018/06/15
ISBN 9784003121511
Cコード 0195
体裁 文庫 ・ 224頁
定価 本体600円+税
在庫 在庫あり
詩とは何か,詩が生まれ死ぬとはどういうことか――.言語以前の詩について,刻々の詩を感じる人間の瞬間の意識について,あるいは七五調の呪縛力についてなど,詩をめぐる万古不易のトピックに,現代詩に大きな足跡を残すふたりが果敢に切りこむ,白熱の対話による詩論.日本的感受性,日本語,日本文化を根源から探る.

詩が死んでいく瞬間
詩の社会的な生き死に
言語以前の〈詩〉
詩的原体験――谷川俊太郎の〈朝〉
詩的原体験――大岡信の〈夜〉
詩意識――世界の奥行の深まり
詩における言葉と現実
和歌――和する歌
言語化された詩の出発
詩人の発生――普通人以上と以下と
現代世界の詩人の位置について
日本語の世界の豊かさ
散文脈を根にして――日本語の散文性評価
散文脈を対立物として――日本語の多様性発掘


言葉に自分がひっかけられてくる
言葉の富をアノニムに自分のものにする
さくらより桃にしたしき小家かな
マザー・グースの唄
七五調的なものにやっぱり深く縛られている
「コップへの不可能な接近」(谷川)/115「壜とコップのある」(大岡)
一つの「有」もなく一つの「非有」もなかった
妖精のように跳びまわっていたいのだよ


一人・相手・読者
古今集・歌合・連句
結社・同人雑誌・添削
言葉・現実認識・一対一
芭蕉・後白河院・スナイダー
日本的感受性・個性・想像力
連詩・同世代読者・戦後教育
挨拶・暗誦・現実感覚・言葉

あとがき(高田宏)
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