やや黄色い熱をおびた旅人

前世紀の終わり,平和な世界の到来を祈って旅をしていた著者が,いま一度,平和の意味を問い直す.

やや黄色い熱をおびた旅人
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著者 原田 宗典
ジャンル 書籍 > 単行本 > 評論・エッセイ
刊行日 2018/07/10
ISBN 9784000253574
Cコード 0095
体裁 四六 ・ 上製 ・ カバー ・ 176頁
定価 本体1,500円+税
在庫 在庫あり
前世紀の終わり,作家はみずからの足で世界の紛争地帯を旅した.黄熱病に罹患しかねない地の果ての戦場で著者の見たものは,なんだったのか.戦禍に苛まれた,ふつうの人々に接して感じた戸惑い,悲しみ,酷薄さ,寂しさ,やるせなさ,無力感を想起し直し,いま一度,平和の意味を,成熟した小説家としての目をとおして問い直す.
黄色い紙の事情
イズント・シー・ラヴリィ
雨の女たち
戦車の墓場
紅い花
人を待つ人
ひまわり
プノンペンで転んだ
螢が
メラーキャンプ
彼の戦場
花火

あとがき
原田宗典(はらだ むねのり)
1959年生まれ.早稲田大学第一文学部卒業.1984年に「おまえと暮らせない」ですばる文学賞佳作.主な著書に『醜い花』(岩波書店,2008年),『メメント・モリ』(新潮社,2015年),『〆太よ』(新潮社,2018年),訳書にアルフレッド・テニスン『イノック・アーデン』(岩波書店,2006年)がある.

書評情報

日本経済新聞(朝刊) 2018年8月11日
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