新刊

人間の学としての民法学 2 歴史編:文明化から社会問題へ

市民のものとしての民法,より良い社会を求めるための民法学を考えるために.

人間の学としての民法学 2 歴史編:文明化から社会問題へ
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著者 大村 敦志
ジャンル 書籍 > 単行本 > 法律
刊行日 2018/07/27
ISBN 9784000612814
Cコード 0032
体裁 A5 ・ 並製 ・ カバー ・ 216頁
定価 本体2,400円+税
在庫 在庫あり
今日,裁判規範としての判例重視,社会問題への関心の希薄化が民法学の中で進んでいるのではないか? 一方,一般市民には「法律離れ」が生じているようにも見える. 社会に存在する市民のものとしての民法,社会の改良を目的とする民法学を改めて考えるために.2部では,民法学の歴史的な変化を考察する.
はじめに――民法学の可視化のために

序 章 日本民法学は何を目指してきたか?――最初の印象と時代の課題
 第1節 日本の民法学――『民法研究ハンドブック』から
 第2節 東アジア市民社会の民法学――何を学び取るか?

第1章 視点――日本民法学の知的環境
 第1節 文明と近代――東アジアが欧米と出会う時
 第2節 国際と学際――外来の法への対応
 第3節 思想と機能――制度から離れて
 第4節 構造と変動――大きな物語と中範囲の理論

第2章 課題――日本民法学の史的展開
 第1節 有産から無産へ――住宅問題を中心に
 第2節 マジョリティからマイノリティへ――消費者から外国人へ
 第3節 国家と市場と市民社会――市民性と公共性
 第4節 人権と人格――物から人へ,自然から制度へ

結 章 非西欧圏の民法学はどこに向かうか?――地域の社会と協働の知
 第1節 比較文化論・比較思想史との接続――東アジアは何を生み出せるか?
 第2節 「人間=人文」と民法学――新しい人間像を求めて

補 論 市民の法の学問を――国際から「時際」へ
付 録

あとがき――「民法学」を諦めない

索 引
大村敦志(おおむら あつし)
1958年 千葉県生まれ
1982年 東京大学法学部卒業
現在―東京大学法学部教授
専攻―民法
著書―『民法総論』(岩波書店)/『父と娘の法入門』(岩波ジュニア新書)/『ルールはなぜあるのだろう――スポーツから法を考える』(岩波ジュニア新書)/『民法改正を考える』(岩波新書)/『穂積重遠社会教育と社会事業とを両翼として』(ミネルヴァ書房)/『民法学を語る』(有斐閣,共著)/『広がる民法1 入門編』(有斐閣)ほか多数
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