山頭火俳句集

行乞の僧として漂泊の渦中に生きた俳人山頭火.日本人に読み継がれるその俳句,散文を精選した.

山頭火俳句集
著者 種田 山頭火 , 夏石 番矢
通し番号 緑211-1
ジャンル 書籍 > 岩波文庫 > 緑(現代日本文学)
刊行日 2018/07/18
ISBN 9784003121115
Cコード 0192
体裁 文庫 ・ 536頁
定価 1,276円
在庫 在庫あり
種田山頭火(1882―1940)は,自由律俳句の代表的な俳人.荻原井泉水門下の秀才として知られたが,出家して托鉢行乞の僧となる.漂泊と隠遁の旅を繰り返し,酒に溺れながら,深い内省から自然を見詰めた俳句を作り続けた.その句は,日本人に親しまれるだけでなく,世界の偉大な巡礼詩人の一人として,広く愛読されている.山頭火の俳句一千句,散文(日記,随筆)を精選した.
俳 句

明治四十四(一九一一)年
明治四十五・大正元(一九一二)年
大正二(一九一三)年
大正三(一九一四)年
大正四(一九一五)年
大正五(一九一六)年
大正六(一九一七)年
大正七(一九一八)年
大正八(一九一九)年
大正九(一九二〇)年
大正十(一九二一)年
大正十一(一九二二)年
大正十四(一九二五)年
大正十五(一九二六)年
昭和二・三(一九二七/二八)年
昭和三(一九二八)年
昭和四(一九二九)年
昭和五(一九三〇)年
昭和六(一九三一)年
昭和七(一九三二)年
昭和八(一九三三)年
昭和九(一九三四)年
昭和十(一九三五)年
昭和十一(一九三六)年
昭和十二(一九三七)年
昭和十三(一九三八)年
昭和十四(一九三九)年
昭和十五(一九四〇)年


日 記

昭和五(一九三〇)年
昭和六(一九三一)年
昭和七(一九三二)年
昭和八(一九三三)年
昭和九(一九三四)年
昭和十(一九三五)年
昭和十一(一九三六)年
昭和十二(一九三七)年
昭和十三(一九三八)年
昭和十四(一九三九)年
昭和十五(一九四〇)年


随 筆

ツルゲーネフ墓前におけるルナンの演説
夜長ノート
生の断片
底から
十字架上より
俳句における象徴的表現
象徴詩論
燃ゆる心
最近の感想
白い路
手記より
私を語る

故郷
鉄鉢の句について
再び鉄鉢の句について
無題
履歴書


解説(夏石番矢)
略年譜
俳句索引

書評情報

読売新聞(朝刊) 2018年8月12日
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