新刊

検証 米秘密指定報告書「ケーススタディ沖縄返還」

沖縄返還の直後,米国政府は秘密指定報告書をまとめていた.核の貯蔵,財政問題など,沖縄返還の真実とは何か.

検証 米秘密指定報告書「ケーススタディ沖縄返還」
このエントリーをはてなブックマークに追加
著者 西山 太吉 監修 , 土江 真樹子 , 高嶺 朝一 協力
ジャンル 書籍 > 単行本 > 政治
刊行日 2018/08/09
ISBN 9784000247252
Cコード 0031
体裁 四六 ・ 並製 ・ カバー ・ 224頁
定価 本体2,400円+税
在庫 在庫あり
「歴史的記録というものは,往々にして何をまちがったのかを学ぶために研究される.今回我々は,何がうまく行ったのかを探るという異例の立場にいる」.1972年の沖縄日本返還の直後,アメリカ政府内ではその経緯や注意点について,各省庁間で共有するための報告書をまとめていた.各種の国家機密文書や関係者の聞き取りをもとに交渉過程を検証した,秘密指定報告書が暴く沖縄返還の真実.
はじめに――沖縄問題の本質解明のために……………西山太吉

米秘密指定報告書「ケーススタディ沖縄返還」
 要 約
 序

第1章 歴史的背景

第2章 ジョンソン政権下の沖縄問題

第3章 決定の年一九六九年
 付録 佐藤栄作総理大臣とリチャード・M・ニクソン大統領との間の共同声明

第4章 返還決定を振り返って
 付録 日本政府は対米支払いについて国民に説明すべきだった
  モートン・ハルペリン インタビュー(聞き手=土江真樹子)
 付録 沖縄返還交渉には密約が必要だった
  リチャード・フィン,モートン・ハルペリン インタビュー(聞き手=土江真樹子) 
 付記 歴史の証人として――リチャード・フィン,千葉一夫,吉野文六……………土江真樹子

おわりに――辺野古新基地建設をめぐって……………西山太吉
西山太吉(にしやま たきち)
1931年生れ.毎日新聞社勤務中72年沖縄返還をめぐる密約取材で国家公務員法違反容疑で逮捕,78年最高裁で確定.2005年謝罪と損害賠償を国に求め提訴したが敗訴.08年外務省,財務省への情報公開請求に加わったが「不開示」処分.密約文書開示請求訴訟東京地裁で全面勝訴,東京高裁は原告の請求を棄却,14年最高裁で上告棄却.著書に『沖縄密約』(岩波新書),『決定版 機密を開示せよ』(岩波書店)他.

土江真樹子(つちえ まきこ)
テレビ朝日那覇支局を経て琉球朝日放送報道部記者.放送ウーマン賞2002.2006年からフリーディレクター.沖縄国際大学,法政研究所特別研究員.『告発――外務省機密漏洩事件から30 年今語られる真実』および『メディアの敗北――沖縄返還をめぐる密約と12日間の闘い』では民間放送連盟優秀賞,ギャラクシー奨励賞はじめ各種の賞を受賞.

高嶺朝一(たかみね ともかず)
ジャーナリスト.T & CT Office 代表.1970年琉球新報社に入社.編集局長,論説委員長などを経て2008年~2010年琉球新報社社長を務めた.著書に『知られざる沖縄の米兵――米軍基地15年の取材メモから』,共著に『観光コースでない沖縄』(以上,高文研),共訳書に『調査報道実践マニュアル――仮説・検証,ストーリーによる構成法』(旬報社)他.
ページトップへ戻る