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幸福感の統計分析

現代日本において,「幸せ」を感じているのはどのような人びとか,何が人びとの「幸福感」を左右するのか.

幸福感の統計分析
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著者 橘木 俊詔 , 髙松 里江
ジャンル 書籍 > 単行本 > 社会
刊行日 2018/09/26
ISBN 9784000229616
Cコード 0036
体裁 四六 ・ 上製 ・ カバー ・ 216頁
定価 本体2,300円+税
在庫 未刊・予約受付中
古代ギリシアの時代から,哲学,倫理学,文学等で繰り返し論じられてきた「幸せ」の問題.現在は,社会学や経済学といった社会科学の分析対象となっている.本書では,今の日本で「幸せ」を感じているのはどのような人びとなのか,何が人びとの「幸福感」を左右するのかを,社会科学のツールを用いて明らかにする.
はしがき

序 章

第1章 幸福に関する思想
 1 哲学は幸福をどう考えたか
 2 三大幸福論

第2章 経済成長は幸福感を高めるか
 1 経済成長の歴史
 2 成長賛美派と脱成長派

第3章 お金があるほど幸福か
 1 所得と幸福感をめぐるパラドクス
 2 準拠集団理論と幸福感研究
 3 準拠集団に注目した分析をするには
 4 所得が高いと幸福感が下がるのか
 5 準拠集団と所得

第4章 働くことのよろこび
 1 哲学と経済学から働くことを考える
 2 仕事から満足を得ているか
 3 仕事の満足度──まとめ

第5章 仕事のやりがいと満足感
 1 「やりがいの搾取」という労働問題
 2 なにが「やりがいの搾取」を生むか
 3 対人労働に注目した分析をするには
 4 対人労働は賃金満足度を上げるか
 5 対人労働の二つの側面

第6章 余暇から幸福を考える
 1 哲学から余暇を評価する
 2 余暇と幸福感

第7章 性別役割分業と生活満足度
 1 既婚女性の就労と課題
 2 既婚者の満足度を高める生活とは
 3 家計負担率に注目した分析をするには
 4 就労は生活をよくするか
 5 性別役割分業の完全な解消に向けて

第8章 幸せを感じるパーソナリティとは
 1 所得と幸福感
 2 パーソナリティの重要性
 3 パーソナリティに注目した分析をするには
 4 所得によらずに幸福になれるか
 5 パーソナリティの限界

終 章 幸福になれるには

あとがき
参考文献
付 録
橘木俊詔(たちばなき としあき)
1967年小樽商科大学卒業.大阪大学大学院,Johns Hopkins 大学大学院博士課程修了(Ph.D),経済学博士(京都大学).京都大学,同志社大学,京都女子大学教授を経て,現在同大学客員教授.専攻は労働経済学.近著に,『ポピュリズムと経済』(ナカニシヤ出版,2018 年),『福祉と格差の思想史』(ミネルヴァ書房,2018 年)がある.

髙松里江(たかまつ りえ)
2007年京都大学卒業.大阪大学人間科学研究科博士後期課程修了(博士).現在立命館大学総合心理学部准教授.専攻は社会学,統計学.近著に『格差社会の中の高校生』(分担執筆,勁草書房,2015年)がある.
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