自由という牢獄

責任・公共性・資本主義

大澤自由論の理論的な輪郭が最もクリアに提示される主著が文庫に.河合隼雄学芸賞受賞作.

自由という牢獄
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著者 大澤 真幸
通し番号 学術389
ジャンル 書籍 > 岩波現代文庫 > 学術
刊行日 2018/09/14
ISBN 9784006003890
Cコード 0136
体裁 A6 ・ 並製 ・ カバー ・ 416頁
定価 本体1,480円+税
在庫 在庫あり
現代社会を覆う閉塞感は,どこからくるのか.大澤自由論の理論的な輪郭が最もクリアに提示される主著が文庫に.「自由の牢獄」「責任論」「〈公共性〉の条件」の三つの章と,ドストエフスキーも援用しながら自由の困難の源泉を探り当て,〈自由〉の新しい概念を提起する章とで構成.河合隼雄学芸賞受賞作.
はじめに

第1章 自由の牢獄――リベラリズムを超えて
 1 リベラリズムの時代
 2 自由の困難
 3 身体の所有
 4 閉塞であるような解放
 5 無罪性と有責性
 6 自由の可能条件
 7 リベラリズム・アフター・リベラリズム

第2章 責任論――自由な社会の倫理的根拠として
 1 責任の不発化
 2 リスク社会
 3 責任のもう一つの可能性
 4 いくつかの提案

第3章 〈公共性〉の条件――自由と開放をいかにして両立させるのか
 1 幽霊という敵
 2 現れの空間
 3 公共性の危機
 4 「公」と「公界」
 5 類と生命
 6 〈普遍的公共性〉に向けて
 7 もうひとつの民主主義

第4章 不・自由を記述する赤インク
 1 不・自由を伝える赤インクがない
 2 資本主義における格差問題
 3 形式という剰余
 4 自由の蒸発
 5 神さえいれば
 6 大審問官に応える

岩波現代文庫版あとがき
初出一覧
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