新刊

運命 文在寅自伝

幾つもの試練を乗り越えてきた,「庶民派大統領」の実像

運命 文在寅自伝
このエントリーをはてなブックマークに追加
著者 文在寅 , 矢野 百合子
ジャンル 書籍 > 単行本 > 政治
刊行日 2018/10/04
ISBN 9784000222396
Cコード 0031
体裁 四六 ・ 並製 ・ カバー ・ 424頁
定価 本体2,700円+税
在庫 在庫あり
なぜ,金正恩と対話したのか.なぜ,朴槿恵大統領の弾劾・罷免ののち,新大統領に選ばれたのか.これから東アジア情勢はどうなるのか? ――その答えは,人間・文在寅の苦難の道のりの中にある.「問題児」から「人権弁護士」への足跡,そして運命を導いた故・盧武鉉大統領との歩みを綴る決定版自著.書き下ろし序文も収録.
日本語版への序文

序 文 川の水となって再び出会うことを


第Ⅰ章  出会い
 その日の朝/最初の出会い/一緒に働く/先輩のように友人のように/人権弁護士の道へ/同志/情熱と原則/八七年六月,抗争する/「労働者大闘争」と盧弁護士の逮捕/盧弁護士を国会に送る/一人残る/東義大学事件と龍山事件/捏造スパイ事件/地域主義との闘い/二〇〇二年の感激


第Ⅱ章  人 生
父と母/貧しさ/問題児/大学,抵抗する/逮捕,そして母/妻との出会い/拘置所の生活/強制徴集/空挺部隊/司法試験の勉強/再び連行される/留置場で知った合格/弁護士の道へ


第Ⅲ章  同 行
 青瓦台への同行/参与政府の組閣裏話/ソウル生活,青瓦台生活/金大中政権の北朝鮮送金問題/検察改革/国家情報院の改革/権力機関の改革/社会的な対立の管理/労働事件/米国に対する姿勢/苦渋の決断,イラク派兵/苦痛/大統領,再信任を問う/自由人/ヒマラヤ/カトマンズで知った弾劾/弾劾代理人/市民社会首席秘書官/大連立,大統領の苦悩/捜査指揮権の発動/司法改革の契機/過去事整理作業/「公捜処」と国家保安法/辞任/最後の秘書室長/韓米FTA/南北首脳会談/黄色い線を越えて/政治というもの/米国産牛肉の輸入問題/その年の冬/退任/青瓦台を離れる日/田舎の生活/農民盧武鉉/政治報復の暗雲/悲劇の始まり/恥辱の日


第Ⅳ章  運 命
 喪主文在寅/彼を見送って/涙の海/小さな碑石,大きな心/国民の心を刻んだ追悼の敷石/彼が去った空白/再び弁護士に戻る/道を振り返って/「運命だ」


解 説 「運命」に導かれた「キャンドル大統領」――文在寅政権の歴史的位相◉権容奭(クォンヨンソク)
文在寅関連年譜
「就任の辞」――文在寅大統領就任の宣誓(二〇一七年五月一〇日)
文在寅(ムン・ジェイン/Moon Jae-in)
第19代大韓民国大統領.1953年,慶尚南道巨済島生まれ.1980年,慶熙大学卒業.1982年,司法研修院修了後,釜山に盧武鉉(のち第16代韓国大統領)と共同で弁護士事務所を開設.多くの人権・労働事件に関与する.2003年誕生の盧武鉉政権では大統領秘書室民情首席秘書官,市民社会首席秘書官,秘書室長を歴任.2009年5月,盧氏の逝去を受けて国民葬葬儀委員会運営委員長を務める.2012年4月,国会議員選挙に立候補,初当選.同年12月,大統領選に出馬するも朴槿恵候補に惜敗.2017年4月,「共に民主党」の大統領候補に選出.同年5月,大統領選に勝利し,同月10日,第19代大統領就任.

矢野百合子(やの ゆりこ)
会議・放送通訳者,立教大学兼任講師.1954年生まれ.国際基督教大学(ICU)比較文化研究科博士後期課程満期退学.韓国の明知大学日語日文学科専任講師を経て,東京女子大学,ICUほかで語学・文化科目を担当.主な共著に『言葉のなかの日韓関係』(明石書店,2013年),『結婚の比較文化』(勁草書房,2001年),訳書に文益煥著『民衆による平和と統一』(新教出版社,1986年)など.
ページトップへ戻る