新刊

30代の働く地図

人生の岐路にある30代を念頭に,働いていく上で知っておきたい重要テーマを11の切り口から解説.

30代の働く地図
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著者 玄田 有史
ジャンル 書籍 > 単行本 > 社会
刊行日 2018/10/18
ISBN 9784000612968
Cコード 0036
体裁 四六 ・ 並製 ・ カバー ・ 368頁
定価 本体2,000円+税
在庫 在庫あり
多様化する会社との契約関係,転職や副業の実態,「テイラーワーカー」という新しい働き方,賃金と報酬,利用できる教育訓練制度,健康問題,これからの家族の姿やネットワークづくりなど.人生の岐路にある30代を念頭に,働くことにまつわる,知っているようで知らなかった事実や気になる事実を,11の切り口から整理・解説.
序 『30代の働く地図』について――本書の目的……………玄田有史

第1章 真の働き方改革とは――カギを握る多様性……………佐藤博樹
第2章 わたしは正社員?――会社との新たなつきあい方……………中村天江
第3章 転職を選択する前に――知っておきたい現実……………勇上和史
第4章 なぜ副業をするのか――自由と制約のあいだで……………川上淳之
第5章 テイラーワーカーとは――働く柔軟性を問い直す……………高橋陽子
第6章 賃金と報酬の世界――働く動機の現在と未来……………佐野晋平
第7章 働く力を自分で高めるために――足りない何かを補う……………横山 泉
第8章 健康に働き続けるには――法律は労働者を守る……………桑村裕美子
第9章 変わりゆく夫婦の約束――家族の生活安定戦略……………大嶋寧子
第10章 忙しい日々を乗り切る――相談相手という存在……………田中聡一郎
第11章 良い職場をつくるのは誰?――労働組合の本当……………村上陽子
結 章 働き方の道標――本書からのメッセージ……………玄田有史

あとがき……………玄田有史 
【編 者】

玄田有史(げんだ・ゆうじ)
1964年生.東京大学社会科学研究所教授.労働経済学.
著書に,『仕事のなかの曖昧な不安――揺れる若年の現在』(中央公論新社),『危機と雇用――災害の労働経済学』(岩波書店)など.


【執筆者】

佐藤博樹(さとう・ひろき) 第1章
1953年生.中央大学大学院戦略経営研究科教授.人事管理論.『職場のワーク・ライフ・バランス』(共著,日経文庫),『人材活用進化論』(日本経済新聞出版社)など.

中村天江(なかむら・あきえ) 第2章
1972年生.リクルートワークス研究所主任研究員,中央大学戦略経営研究科客員教授.人的資源管理論,労働政策.『2025 年――働くを再発明する時代がやってくる』,『Work Model 2030――テクノロジーが日本の「働く」を変革する』(ともにリクルートワークス研究所)など.

勇上和史(ゆうがみ・かずふみ) 第3章
1972年生.神戸大学大学院経済学研究科准教授.労働経済学.『職業の経済学』(共編著,中央経済社),『日本の労働市場――経済学者の視点』(共著,有斐閣)など.

川上淳之(かわかみ・あつし) 第4章
1979年生.東洋大学経済学部准教授.労働経済学.「誰が副業を持っているのか?――インターネット調査を用いた副業保有の実証分析」(『日本労働研究雑誌』680 号),『日本経済論』(共著,中央経済社)など.

高橋陽子(たかはし・ようこ) 第5章
労働政策研究・研修機構研究員.労働経済学.『労働審判制度の利用者調査――実証分析と提言』(共著,有斐閣),「雇用環境・均等部における紛争解決・救済の現状」(『季刊労働法』260 号)など.

佐野晋平(さの・しんぺい) 第6章
1979年生.千葉大学大学院社会科学研究院准教授.労働経済学,教育経済学.『学力・心理・家庭環境の経済分析―全国小中学生の追跡調査から見えてきたもの』,『日本の労働市場――経済学者の視点』(共著,ともに有斐閣)など.

横山 泉(よこやま・いずみ) 第7章
1982 年生.一橋大学大学院経済学研究科准教授.労働経済学,応用計量経済学.“The Labor Market Effects of Increases in Social Insurance Premium: Evidence from Japan”(with Naomi Kodama), 2018, Oxford Bulletin of Economics and Statistics, Volume 80, Issue 5, “How the Tax Reform on the Special Exemption for Spouse Affected the Work-Hour Distribution,” 2018, Journal of the Japanese and International Economies, Volume 49 など.

桑村裕美子(くわむら・ゆみこ) 第8章
1981年生.東北大学大学院法学研究科准教授.労働法学.『労働者保護法の基礎と構造――法規制の柔軟化を契機とした日独仏法比較研究』(有斐閣),「労働協約の規範的効力」(『講座労働法の再生 第5巻 労使関係法の理論課題』日本評論社)など.

大嶋寧子(おおしま・やすこ) 第9章
1973年生.リクルートワークス研究所主任研究員.雇用政策,家族政策.『雇用断層の研究――脱「総中流」時代の活路はどこにあるのか』(共著,東洋経済新報社),『不安家族――働けない転落社会を克服せよ』(日本経済新聞出版社)など.

田中聡一郎(たなか・そういちろう) 第10章
1979年生.関東学院大学経済学部講師.社会政策,社会保障.『社会政策――福祉と労働の経済学』,『最低生活保障の実証分析――生活保護制度の課題と将来構想』(ともに共著,有斐閣)など.

村上陽子(むらかみ・ようこ) 第11章
1967年生.日本労働組合総連合会総合労働局長.「労働組合の視点から――職場における「公正」の確保に向けて」(『労働法改革――参加による公正・効率社会の実現』日本経済新聞出版社),「職場におけるハラスメント問題――労働者・労働組合の立場から」(『法律のひろば』2017年9月)など.
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