岩波科学ライブラリー
嗅覚はどう進化してきたか
生き物たちの匂い世界
環境に応じて,ある感覚を豊かにし,ある感覚を失うことで,種ごとに独自の感覚世界を獲得する進化の道すじ.
著者 | 新村 芳人 著 |
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通し番号 | 278 |
ジャンル | 書籍 > 自然科学書 > 岩波科学ライブラリー 書籍 > 自然科学書 > 生命・医学 |
シリーズ | 岩波科学ライブラリー |
刊行日 | 2018/10/26 |
ISBN | 9784000296786 |
Cコード | 0345 |
体裁 | B6 ・ 並製 ・ カバー ・ 154頁 |
在庫 | 在庫あり |
視覚や聴覚に比べて複雑で,多くの謎が残る嗅覚.人間は400種類の嗅覚受容体で何万種類もの匂いをかぎ分けるが,そのしくみは? 嗅覚受容体の種類は,イルカはほぼ0,ゾウは2000と,種により大きな開きがある.環境に応じて,ある感覚を豊かにし,ある感覚を失うことで,種ごとに独自の感覚世界をもつにいたる進化の道すじ.
第1章 魅惑の香り
第2章 匂いをもつ分子
第3章 匂いを感じるしくみ
第4章 生き物たちの匂い世界
第5章 遺伝子とゲノムの進化
第6章 鼻の良いサル,鼻の悪いサル
あとがき
参考文献
第2章 匂いをもつ分子
第3章 匂いを感じるしくみ
第4章 生き物たちの匂い世界
第5章 遺伝子とゲノムの進化
第6章 鼻の良いサル,鼻の悪いサル
あとがき
参考文献
新村芳人(にいむら よしひと)
東京大学大学院農学生命科学研究科特任准教授,JST ERATO東原化学感覚シグナルプロジェクト グループリーダー.
1971年生まれ.1994年東京大学理学部物理学科卒業,1999年東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了(理学博士).国立遺伝学研究所研究員,ペンシルバニア州立大学研究員,東京医科歯科大学難治疾患研究所准教授などを経て,2013年より現職.専門は分子進化学.
著書に『興奮する匂い食欲をそそる匂い――遺伝子が解き明かす匂いの最前線』(技術評論社),『化学受容の科学』(分担執筆,東原和成編,化学同人)など.
東京大学大学院農学生命科学研究科特任准教授,JST ERATO東原化学感覚シグナルプロジェクト グループリーダー.
1971年生まれ.1994年東京大学理学部物理学科卒業,1999年東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了(理学博士).国立遺伝学研究所研究員,ペンシルバニア州立大学研究員,東京医科歯科大学難治疾患研究所准教授などを経て,2013年より現職.専門は分子進化学.
著書に『興奮する匂い食欲をそそる匂い――遺伝子が解き明かす匂いの最前線』(技術評論社),『化学受容の科学』(分担執筆,東原和成編,化学同人)など.
書評情報
実験医学 Vol.37 No.3(2019年2月号)
化学 Vol.74 No.2(2019年)
AROMA RESEARCH No.76 Vol.19/No.4(2018年)
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