確率論と私

日本の確率論研究の基礎を築き,多くの俊秀を育てた伊藤清.数学への思いを綴る氏の唯一のエッセイ集.

確率論と私
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著者 伊藤 清
通し番号 学術390
ジャンル 書籍 > 岩波現代文庫 > 学術
刊行日 2018/10/16
ISBN 9784006003906
Cコード 0141
体裁 A6 ・ 並製 ・ カバー ・ 224頁
定価 本体1,000円+税
在庫 在庫あり
日本の確率論研究の基礎を築き,かつ多くの俊秀を育て,ガウス賞第1回受賞のほか数々の栄誉に輝いた伊藤清.本書は氏の唯一のエッセイ集.数学者になるまでの生い立ち,伊藤公式で名高い「確率解析」誕生の秘話,さらには「忘れられない言葉」「想い出」など,数学に携わる人々への深い思いが綴られる.
Ⅰ 忘れられない言葉
 忘れられない言葉/数学の研究を始めた頃/直観と論理のバランス

Ⅱ 数学の二つの柱
 科学と数学/数学の二つの柱/かわった学生/色即是空,空即是色

Ⅲ 数学の楽しみ
 数学者と物理/オイラーの応用数学/数学の楽しみ/数学の科学的側面と芸術的側面

Ⅳ 確率論とは何だろうか
 確率論の歴史/組合せ確率論から測度論的確率論へ/コルモゴロフの数学観と業績

Ⅴ 確率論と歩いた六十年
 確率論と歩いた六十年/確率解析の研究を振り返って

Ⅵ 思い出
 秋月先生の思い出/近藤鉦太郎先生と数学/十時君の思い出/河田敬義君の思い出

初出一覧
あとがきにかえて
略年譜
〈付録〉確率微分方程式――生い立ちと展開
伊藤清(いとう きよし)
1915‐2008.確率解析の創始者のひとりであり,日本の確率論研究の基礎を築いた人でもある.京都大学教授,デンマーク・オルフス大学教授,米国コーネル大学教授,京都大学数理解析研究所所長などを勤める.京都賞,ウルフ賞,藤原賞のほか,国際数学連合の第一回ガウス賞を受賞.専門は確率解析,確率微分方程式.著書に,『確率論の基礎新版』,『確率過程』,『確率論』(いずれも岩波書店刊)などがある.
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