定本 漱石全集 18
漢詩文
漱石の文学の出発点には漢詩文があった.純粋に自分のためにつくり続けた,漢詩というもう一つの表現形式.
ジャンル | 書籍 > シリーズ・講座・全集 > 定本 漱石全集 |
---|---|
シリーズ | 定本 漱石全集 |
刊行日 | 2018/10/26 |
ISBN | 9784000928380 |
Cコード | 0393 |
体裁 | 四六 ・ 上製 ・ 函入 ・ 618頁 |
定価 | 5,060円 |
在庫 | 在庫あり |
漱石の文学の出発点には漢詩文があった.少年時代は漢籍を好んで学び,折にふれて漢詩をつくり続けた.漢詩は他人に読ませるためのものではなく,純粋に自分のための表現形式であったからだ.修善寺の大患直後には俳句とともに漢詩をつくり,最晩年「明暗」執筆期には日課として詩作した.生涯にわたる漢詩文を一巻に収める.