環境と公害 2018年10月号

【特集】第4回「原発と人権」集会から/辺野古に基地を作らせない/築地市場の豊洲移転はこれでよいのか

環境と公害 2018年10月号
通し番号 第48巻第2号
ジャンル 雑誌 > 環境と公害
刊行日 2018/10/25
雑誌コード 0376110
体裁 B5 ・ 72頁

リレー・エッセイ

災害は,忘れる間もなく,やってくる

〈特集①〉東日本大震災と原発事故〈シリーズ32〉:第4回「原発と人権」集会から

特集にあたって
福島第一原発事故の後始末と公論形成――公論形成の前に考えるべきこと
平川秀幸
原発災害からの復興財政――国,県,市町村財政の検証
井上博夫・藤原遙
福島原発事故賠償訴訟における損害論の課題
若林三奈
第4回「原発と人権」全国研究・市民交流集会 in ふくしま――人間・コミュニティの回復と原発のない社会をめざして

〈特集②〉辺野古に基地を作らせない――沖縄環境報告

蹂躙される沖縄の環境と民意――日本にとって沖縄とは何か
ジュゴン訴訟――15年の経緯と今後の展望
吉川秀樹
辺野古の新基地建設工事による環境への影響
安部真理子
沖縄・辺野古のジュゴン――基地建設に翻弄される北限の個体群
細川太郎

〈特集③〉築地市場の豊洲移転はこれでよいのか

特集にあたって
豊洲新市場・汚染対策の顚末――日本最大の汚染地を取得し,東京都はそこで何を行ったか
水谷和子
地質汚染科学の単元調査法から見た地質汚染問題
楡井 久
有害物質による将来的な健康影響のおそれ――築地市場の豊洲移転に伴う環境汚染による健康影響
藤原寿和

〈投稿論文〉

国内遺棄旧日本軍毒ガス弾等の処理の課題――2003年閣議決定に基づく対応に関する考察
小林悦子

〈書評〉

松井克浩著『故郷喪失と再生への時間――新潟県への原発避難と支援の社会学』
尾崎寛直
添田孝史著『原発と大津波 警告を葬った人々』『東電原発裁判――福島原発事故の責任を問う』
大坂恵里
舩橋晴俊・田中重好・長谷川公一監修,長谷川公一・山本薫子編『原発震災と避難――原子力政策の転換は可能か』
藤川 賢
本堂毅・平田光司・尾内隆之・中島貴子編『科学の不定性と社会――現代の科学リテラシー』
除本理史
英文目次・編集後記
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