ドキュメント 候補者たちの闘争 選挙とカネと政党

政治家になる第一歩,「候補者になるための闘争」.自ら体験した者だけが知る,代表制の根幹をなす選挙の実相とは.

ドキュメント 候補者たちの闘争 選挙とカネと政党
著者 井戸 まさえ
ジャンル 書籍 > 単行本 > 政治
刊行日 2018/12/13
ISBN 9784000229609
Cコード 0031
体裁 四六 ・ 並製 ・ カバー ・ 214頁
定価 1,870円
在庫 在庫僅少
人はどのようにして政治家になるのか?その第一歩が「候補者」になることだ.並んだポスターの向こうにある不可視の選別,「候補者になるための闘争」を自ら体験した著者による,代表制の根幹をなす選挙の実相.当事者たちの絶望や恍惚,天国と地獄の入口が,蜃気楼のように消えては現れる景色から,日本政治の宿痾が見えてくる.
はじめに 「選びたい人がいない」「異端の選挙」が暴いた代議制の機能不全

第1章 二〇一七年「異次元総選挙」を闘って――野党第一党の消滅,「排除」をのりこえ新党結成
第2章 候補者とカネ――「異次元総選挙」にぶち壊された資金計画
第3章 政治は常に人材を求めている――候補者リクルーティングの実態
第4章 自民党は二〇一七年総選挙をどう闘ったのか――失われた刷新の機会
第5章 新しい政治はどこにあるのか――不寛容なリーダーシップの果てに
終 章 そして,また「候補者」は誕生する

参考文献
おわりに 「候補者にしか見えない景色」
井戸まさえ(いど まさえ)
1965年生まれ.ジャーナリスト.東京女子大学大学院博士後期課程在籍中.東京女子大学卒業.松下政経塾9期生.東洋経済新報社勤務を経て,2005年より兵庫県議会議員(2期).2009年,衆議院議員に初当選.無戸籍問題ほか,法の狭間で苦しむ人々の支援等を行なう.
著書―『日本の無戸籍者』(岩波新書),『無戸籍の日本人』(集英社),『不安な未来を生き抜く最強の子育て』(共著,集英社),『子どもの教養の育て方』(共著,東洋経済新報社)ほか.
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