運命を変えた大数学者のドアノック

プリンストンの奇跡

フィールズ賞受賞のドリーニュ.広中平祐氏が天才と呼ぶルブキン.そんな数学者との交流を綴るエッセイ.

運命を変えた大数学者のドアノック
著者 加藤 五郎
ジャンル 書籍 > 自然科学書 > 数学
刊行日 2019/01/18
ISBN 9784000050869
Cコード 0041
体裁 四六 ・ 上製 ・ カバー ・ 190頁
定価 1,980円
在庫 在庫あり
フィールズ賞,アーベル賞など名だたる数学の賞を受賞したドリーニュ.あの広中平祐氏が天才と呼んだルブキン.そして20世紀最高の数学者のひとりヴェイユ.そうした数学者らと偶然にも出会った著者の情緒あふれるエッセイ.自身が体験したプリンストン高等研究所に集う異才たちとの交流を意外なエピソードとともに綴る.
まえがき

1 まさか,あのドゥリングが
2 天才数学者ルブキン先生との出会い
3 再びプリンストンへ
 〔幕間〕 米国の地に立つ
4 人々の優しさにふれて
5 別れ――還暦の研究所訪問


あとがき

【付録】コホモロジー代数学の小史
加藤五郎(かとう ごろう)
1948 年愛知県刈谷市生まれ.1972年ウェスト・ヴァージニア大学に国際ロータリー財団奨学生として留学.1979年米国ロチェスター大学大学院博士課程数学専攻修了.Ph.D.取得.2018 年カリフォルニア州立工芸大学退職.現在,同大学名誉教授.主要著作に,『コホモロジーのこころ』(岩波書店),“The Heart of Cohomology”(Springer),“Elements of Temporal Topos”(Abramis Academic, arima publishing), “Fundamentals of Algebraic Microlocal Analysis” (Daniele C. Struppa と共著,CRC Press,Taylor & Francis Group)ほか.
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