環境と公害 2019年1月号

【特集】水俣病の疫学/ふるさと喪失の被害実態と損害評価

環境と公害 2019年1月号
通し番号 第48巻第3号
ジャンル 雑誌 > 環境と公害
刊行日 2019/01/25
雑誌コード 0376101
体裁 B5 ・ 72頁

リレー・エッセイ

沖縄に対する「歴史的差別」の中止を

〈特集①〉水俣病の疫学

特集にあたって
水俣病被害救済問題と訴訟の現状
淡路剛久
水俣病事件はなぜ「解決」できないのか?――通常の中毒症の診断方法とは
津田敏秀
因果関係の疫学的証明の意義――判例の動向
渡邉知行
水俣病における因果関係判断において疫学が有する意義
吉村良一
ノーモア・ミナマタ訴訟の課題と疫学的因果関係問題――アメリカ疫学文献に沿いつつ
吉田邦彦
《座談会》
水俣病の疫学をめぐって
園田昭人・高岡滋・吉田邦彦・渡邉知行・淡路剛久・吉村良一(司会)

〈特集②〉東日本大震災と原発事故〈シリーズ33〉:ふるさと喪失の被害実態と損害評価

特集にあたって
区域外避難の合理性と被害
黒田由彦
土地に根ざして生きる権利――津島原発訴訟と「ふるさと喪失/剝奪」被害
関 礼子
原発事故による不安とコミュニティ分断――避難区域外原発事故被害の核心
成 元哲
福島の原発事故に起因する「ふるさと剝奪損害」――その独自性・内実・試算
大森正之

〈論文〉

公害地域再生の現代的課題――水俣市を事例として
除本理史

〈書評〉

藤川賢・除本理史編著『放射能汚染はなぜくりかえされるのか――地域の経験をつなぐ』
蓮井誠一郎
英文目次・編集後記
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