文選 詩篇(六)

六世紀の編纂以降,東アジアの漢字文化圏全域に浸透した『文選』.その「詩篇」全訳注が全六冊で完結.編者・昭明太子の「序」も収載

文選 詩篇(六)
著者 川合 康三 訳注 , 富永 一登 訳注 , 釜谷 武志 訳注 , 和田 英信 訳注 , 浅見 洋二 訳注 , 緑川 英樹 訳注
通し番号 赤45-6
ジャンル 書籍 > 岩波文庫 > 赤(東洋文学)
刊行日 2019/06/14
ISBN 9784003204566
Cコード 0198
体裁 文庫 ・ 並製 ・ 470頁
定価 1,177円
在庫 在庫僅少

「文の時義は遠きかな」――人にとって文がもつ意義を高らかに唱えた『文選』.あまたの作者,あらゆるジャンルの作品を網羅して,六世紀の編纂以来,中国のみならず東アジアの漢字文化圏全域に浸透,『文選』の言葉と作品をもとに,それぞれの国の文学が生まれた.最終冊には,昭明太子が編纂の意図を論じた「序」も収載.(全六冊完結)

第六冊のはじめに
凡 例


巻三〇 雑詩下,雑擬上
 雑詩(ざっし) 下  
 雑擬(ざつぎ) 上

【コラム】 永明体


巻三一 雑擬下
 雑擬(ざつぎ) 下

【コラム】 模擬


文選序( 文選(もんぜん)の序(じょ))
梁(りょう)・昭明太子(しょうめいたいし)(蕭統(しょうとう))


地 図
年 表
作者別詩題索引


【全六冊の構成】
第一冊 巻一九(補亡,述徳,勧励),巻二〇(献詩,公讌,祖餞),巻二一(詠史)
第二冊 巻二一(詠史(続),百一,遊仙),巻二二(招隠,反招隠,遊覧),巻二三(詠懐,哀傷)
第三冊 巻二三(贈答一),巻二四(贈答二),巻二五(贈答三)
第四冊 巻二五(贈答三(続)),巻二六(贈答四,行旅上),巻二七(行旅下,軍戎,郊廟,楽府上)
第五冊 巻二八(楽府下,挽歌,雑歌),巻二九(雑詩上)
第六冊 巻三〇(雑詩下,雑擬上),巻三一(雑擬下)

書評情報

産経新聞(朝刊) 2020年3月30日
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