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2100年の世界地図 アフラシアの時代

2100年に世界人口の8割以上を占める「アフラシア」の姿を,GISの手法による多彩なカラー地図で予測する.

2100年の世界地図 アフラシアの時代
著者 峯 陽一
通し番号 新赤版 1788
ジャンル 書籍 > 岩波新書 > 政治
刊行日 2019/08/22
ISBN 9784004317883
Cコード 0231
体裁 新書 ・ 238頁
在庫 在庫あり
世界人口の重心が変化していく.2100年までに世界の人口は百億人を超え,アフリカとアジア,すなわち「アフラシア」の人々が世界人口の8割以上を占める.本書は地理情報システム(GIS)の手法を駆使し,人口分布などの地球規模の情報を多彩なカラー地図で示す2100年の未来予測である.
はじめに

第一部 二一〇〇年の世界地図
 第一章 二二世紀に向かう人口変化
 第二章 定常状態への軟着陸
 第三章 新たな経済圏と水平移民

第二部 後にいる者が先になる
 第四章 ユーラシアの接続性
 第五章 大陸と海のフロンティア
 第六章 二つのシナリオ

第三部 アフラシアの時代
 第七章 汎地域主義の萌芽
 第八章 イスラーム
 第九章 「南」のコミュニケーション

終章 共同体を想像する


あとがき
参考文献
峯 陽一(みね よういち)
1961年熊本県天草生まれ.京都大学文学部史学科卒,同大学院経済学研究科博士課程単位取得退学
現在―同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授,JICA研究所客員研究員
専攻― 人間の安全保障,開発研究,アフリカ地域研究
著書―『現代アフリカと開発経済学』(日本評論社,国際開発研究大来賞受賞),『南アフリカ――「虹の国」への歩み』(岩波新書)共編著―Human Security Norms in East Asia (Palgrave), Human Security and Cross-Border Cooperation in East Asia(Palgrave), Migration and Agency in a Globalizing World: Afro-Asian Encounters(Palgrave),What Colonialism Ignored (Langaa RPCIG),Preventing Violent Conflict in Africa: Inequalities, Perceptions and Institutions (Palgrave),『アフリカから学ぶ』(有斐閣),『憎悪から和解へ――地域紛争を考える』(京都大学学術出版会,NIRA 大来政策研究賞受賞)など

書評情報

学校図書館速報版 第2048号(2020年2月1日)
静岡新聞 2020年1月19日(評者:渋谷敦志さん)
日本農業新聞 2019年12月1日
熊本日日新聞 2019年10月20日(評者:渋谷敦志さん)
西日本新聞 2019年10月12日
毎日新聞(朝刊) 2019年9月22日(評者:伊東光晴さん)

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