ほんとうのリーダーのみつけかた

非常時というかけ声に押し流されず、自分を保つには。困難な時代を生きる上で、どうしても考えたいこと。

ほんとうのリーダーのみつけかた
著者 梨木 香歩
ジャンル 書籍 > 単行本 > 評論・エッセイ
刊行日 2020/07/10
ISBN 9784000614153
Cコード 0095
体裁 B6 ・ 上製 ・ カバー ・ 80頁
在庫 品切れ
非常時というかけ声のもと、みんなと同じでなくてはいけないという圧力が強くなっています。息苦しさが増すなかで、強そうなひとの意見に流されてしまうことって、ありませんか? でも、あなたがいちばん耳を傾けるべき存在は、じつは、もっと身近なところにいるのです。あなたの最強のチームをつくるために、そのひとを探しに出かけよう。
ほんとうのリーダーのみつけかた
 群れというもの
  テレビの実験─同調圧力/「みんなちがって、みんないい」の重み/日本語について
 あなたのなかのリーダー
  群れの一員としての幸せ/ヘレン・ケラーがたたんだナプキンのこと/あなたの、ほんとうのリーダー
 チーム・自分
  鶴見俊輔さんのお話から/あるテニスの試合で起こったこと/敗者であることの奥深さ

今、『君たちはどう生きるか』の周辺で

この年月、日本人が置き去りにしてきたもの

初出一覧
梨木香歩(なしき かほ)
1959年生まれ。作家。小説に『丹生都比売 梨木香歩作品集』『西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集』『家守綺譚』『沼地のある森を抜けて』『冬虫夏草』(以上、新潮社)、『僕は、そして僕たちはどう生きるか』(理論社、のち岩波現代文庫)、『村田エフェンディ滞土録』『雪と珊瑚と』(以上、角川書店)、『f 植物園の巣穴』『椿宿の辺りに』(以上、朝日新聞出版)、『ピスタチオ』(筑摩書房)、『岸辺のヤービ』『ヤービの深い秋』(以上、福音館書店)、『海うそ』(岩波書店)など。エッセイに『春になったら莓を摘みに』『渡りの足跡』『エストニア紀行』『鳥と雲と薬草袋』『やがて満ちてくる光の』(以上、新潮社)、『水辺にて』(筑摩書房)など。翻訳に『ある小さなスズメの記録』(文藝春秋)、『わたしたちのたねまき』(のら書店)などがある。

書評情報

図書新聞 2021年1月16日号(評者:野上暁さん)
東京新聞・中日新聞(朝刊) 2021年1月10日(宇野重規さん「時代を読む」)
ミセス 2021年1月号(評者:師岡カリーマ・エルサムニーさん)
BIG ISSUE 第398号(2021年1月1日号)(著者インタビュー)
ふぇみん 2020年11月25日号
中村江里子のデイリースタイル(Vol.13) (2020年10月15日発行)(評者:高頭佐和子さん)
ソトコトOnline 2020年10月10日(評者:早坂大輔さん)
NHK「ひるまえほっと」〈中江有里のブックレビュー〉 2020年10月5日
しんぶん赤旗 2020年10月4日号(著者インタビュー)
朝日新聞(朝刊) 2020年10月3日(評者:宇野重規さん)
週刊朝日(「ベスト・レコメンド」) 2020年10月2日号(評者:長薗安浩さん)
週刊東洋経済 2020年9月26日号
婦人公論 2020年9月23日号
北海道新聞(朝刊) 2020年9月13日(評者:若松英輔さん)
西日本新聞 2020年9月12日(評者:城下康明さん)
女性セブン 2020年9月10日号
Real Sound 2020年8月29日(著者インタビュー)
サンデー毎日 2020年8月25号(著者インタビュー)
公明新聞 2020年8月24日
京都新聞 2020年8月23日(評者:鎌田裕樹さん)
東京新聞・中日新聞(朝刊) 2020年8月22日(評者:若松英輔さん)
しんぶん赤旗 2020年7月18日
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