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岩波科学ライブラリー

新版 ウイルスと人間

ウイルスと人間のかかわりを大きな流れの中で論じた旧版に、COVID-19などの最新知見を加えて改訂。

新版 ウイルスと人間
著者 山内 一也
通し番号 296
ジャンル 書籍 > 自然科学書 > 岩波科学ライブラリー
書籍 > 岩波科学ライブラリー > 生命・医学
シリーズ 岩波科学ライブラリー
刊行日 2020/09/11
ISBN 9784000296960
Cコード 0345
体裁 B6 ・ 並製 ・ カバー ・ 134頁
在庫 在庫あり
ウイルスにとって、人間はとるにたらない存在にすぎない――ウイルス研究の泰斗が、ウイルスと人間のかかわりあいを大きな流れの中で論じる。旧版に、COVID-19を中心とする最新知見を加えて増補改訂。エマージングウイルスが次々と人類を襲う現代にあって、これまでを俯瞰し、これからを考える、たしかな視座を提供する。
新版まえがき/初版まえがき

1 ウイルスの歴史は長く、人間の歴史は短い
2 進化の推進力となったウイルス
3 ウイルスはどのような「システム」か
4 ウイルスと生体のせめぎ合い
5 ウイルスに対抗する手段
6 現代社会が招くエマージングウイルス
7 エマージングウイルスの時代をどう生きるか
8 人間とウイルスの関係を考える
山内一也(やまのうち かずや)
1931年、神奈川県生まれ。東京大学農学部獣医畜産学科卒業。農学博士。北里研究所所員、国立予防衛生研究所室長、東京大学医科学研究所教授、日本生物科学研究所主任研究員を経て、現在、東京大学名誉教授、日本ウイルス学会名誉会員、リエージュ大学(ベルギー)名誉博士。
主な著書に『エマージングウイルスの世紀』(河出書房新社)、『史上最大の伝染病 牛疫――根絶までの四〇〇〇年』、『ウイルスと地球生命』、『ワクチン学』(共著)、『近代医学の先駆者――ハンターとジェンナー』、『エボラ出血熱とエマージングウイルス』、『はしかの脅威と驚異』(以上、岩波書店)、『ウイルス・ルネッサンス』(東京化学同人)、『ウイルスの意味論』、『ウイルスの世紀』(以上、みすず書房)などがある。

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