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エピクテトス 人生談義 (下)

(全二冊)

本当の自由とは何か。どうすれば幸福に生きられるか。ローマ時代の奴隷出身の哲学者が語る。(全二冊)

エピクテトス 人生談義 (下)
著者 エピクテトス , 國方 栄二
通し番号 青608-2
ジャンル 書籍 > 岩波文庫 > 青(哲学・教育・宗教)
刊行日 2021/02/16
ISBN 9784003360842
Cコード 0110
体裁 文庫 ・ 504頁
在庫 在庫あり
「もし君が自分のものでないものを望むならば、君自身のものを失うことになる」。ローマ帝国に生きた奴隷出身の哲人エピクテトスは、精神の自由を求め、何ものにも動じない強い生き方を貫いた。幸福の条件を真摯にさぐるストア派哲学者の姿が、弟子による筆録から浮かび上がる。下巻は『語録』第三・四巻、『要録』等を収録。(全二冊)
凡 例

『語 録』(承前)

第三巻
 第一章 おしゃれについて
 第二章 進歩しようとする人は何について訓練しなければならないか、および、われわれは最も大事なことをおろそかにしていること
 第三章 優れた人の対象となるものは何であり、とりわけ何を目的として訓練せねばならないのか
 第四章 劇場で見苦しいほど逆上(のぼ)せあがった人に対して
 第五章 病気のために学校を去る人に対して
 第六章 雑 録
 第七章 エピクロス派であった自由人都市の総督に対して
 第八章 心像に対してはどのように訓練をするのか
 第九章 裁判のためにローマへ行こうとするある弁論家に対して
 第一〇章 どのように病気に耐えるべきか
 第一一章 雑 録
 第一二章 訓練について
 第一三章 孤独とは何か、どのような人が孤独なのか
 第一四章 雑 録
 第一五章 なにごとも慎重におこなうべきこと
 第一六章 交際は慎重にせねばならないこと
 第一七章 摂理について
 第一八章 知らせによって混乱してはならないこと
 第一九章 一般の人の態度と哲学者の態度はどのようなものか
 第二〇章 すべての外的なものから利益を得ることができること
 第二一章 軽率に哲学の講義を始めようとする人びとに対して
 第二二章 キュニコス派の思想について
 第二三章 演示するために読書したり議論したりする人びとに対して
 第二四章 われわれの力が及ばないものに執着してはならないことについて
 第二五章 計画したことを達成できなかった人びとに対して
 第二六章 困窮を恐れる人びとに対して

第四巻
 第一章 自由について
 第二章 交際について
 第三章 何と何を交換すべきか
 第四章 平静に暮らすことに熱心になっている人びとに対して
 第五章 けんか好きで野獣のような性格の人たちに対して
 第六章 同情されることを苦にする人びとに対して
 第七章 恐れを抱かないことについて
 第八章 急いで哲学者の体裁をよそおう人びとに対して
 第九章 心変わりして恥知らずになった人びとに対して
 第一〇章 何を軽蔑すべきか、何において優れているべきか
 第一一章 清潔について
 第一二章 注意することについて
 第一三章 自分のことを軽々しく話す人びとに対して
 
断 片

『要 録』

訳 注
解説 エピクテトスの思想
参考文献
索引(人名/事項)


【上巻目次】
『語 録』
 第一巻
 第二巻
訳 注
解 説 エピクテトスの生涯と著作

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