ゼーノの意識 (下)

「人生はむずかしくはないが、とても不条理だ」。ゼーノの独白はカタストロフィの予感を漂わせて終わる。

ゼーノの意識 (下)
著者 ズヴェーヴォ , 堤 康徳
通し番号 赤N706-2
ジャンル 書籍 > 岩波文庫 > 赤(外国文学/フランス)
刊行日 2021/02/16
ISBN 9784003770108
Cコード 0197
体裁 文庫 ・ 386頁
定価 1,067円
在庫 在庫あり
「人生はむずかしくはないが、とても不条理だ」。事業も生活も期待通りにいかない。さりとて打開する意志もなく、ただ偶然に身をまかせるばかり。あれこれと思いめぐらし、来し方を振り返るゼーノ。その当てどない意識の流れが、不可思議にも彼の人生を鮮やかに映し出す。独白はカタストロフィの予感を漂わせて終わる。(全2冊)
6 妻と愛人(承前)
7 ある商事会社の物語
8 精神分析

下巻 訳者あとがき


【上巻目次】
1 はじめに
2 序 章
3 煙 草
4 父の死
5 私の結婚をめぐる物語
6 妻と愛人
上巻 訳者あとがき
ページトップへ戻る