ものが語る教室

ジュゴンの骨からプラスチックへ

人気教師が謎の骨からプラスチックにつながる授業づくりを大公開。化学教師だった亡父の思い出には涙。

ものが語る教室
著者 盛口 満
ジャンル 書籍 > 単行本 > 生物学
書籍 > 自然科学書 > 生態・環境
刊行日 2021/05/28
ISBN 9784000063388
Cコード 0045
体裁 四六 ・ 並製 ・ カバー ・ 230頁
定価 2,090円
在庫 在庫あり
学力が重視される今日、本当の教育とは何か。生き物や骨を使ったユニークな授業を行ってきた人気教師が、謎の骨を拾ったことをきっかけに、プラスチックに話が広がる授業づくりを大公開。化学教師で新たな実験を次々に生み出した亡き父との対話からも着想を得て、理科教育論を深める。ときに笑い、ときに涙の自伝的エッセイ
プロローグ 受け継いでいくもの

1 授業がすべて――モノに根差す
2 骨の教室――「魔法」を解く
3 物語を紡ぐ骨――モノとコトから語る場ができる
4 ユリムンの教室――コスパが悪い学びこそ
5 プラスチックの教室――本物にふれて目を肥やす
6 モノと物語からの学び――教わる側がリアルでこそ
エピローグ 受け継がれる「かけら」

窓……………盛口 襄
参考文献

装画・本文イラスト=盛口 満
盛口 満(もりぐち みつる)
1962年、千葉県生まれ。通称「ゲッチョ」。千葉大学理学部生物学科卒。自由の森学園中学校・高等学校理科教員、NPO法人珊瑚舎スコーレの講師を経て、現在、沖縄大学人文学部教授、沖縄大学学長。著書に『めんそーれ! 化学』(岩波ジュニア新書)、『僕らが死体を拾うわけ』(ちくま文庫)、『生き物の描き方』『琉球列島の里山誌』(東京大学出版会)、『天空のアリ植物』(八坂書房)、『ぼくのコレクション』(福音館書店)、『ひろった・あつめたぼくのドングリ図鑑』『くらべた・しらべたひみつのゴキブリ図鑑』(岩崎書店)、『ゲッチョ先生のトンデモ昆虫記』(ポプラ社)、『集めてわかるぬけがらのなぞ』『食べて始まる食卓のホネ探検』(少年写真新聞社)、ほか多数。
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