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抵抗の新聞人 桐生悠々

開戦前夜まで反戦と不正追及の姿勢を貫き、ジャーナリズム史上に屹立する桐生悠々。烈々たる反骨の生涯。

抵抗の新聞人 桐生悠々
著者 井出 孫六
通し番号 社会327
ジャンル 書籍 > 岩波現代文庫 > 伝記
刊行日 2021/09/15
ISBN 9784006033279
Cコード 0123
体裁 A6 ・ 並製 ・ カバー ・ 286頁
在庫 在庫あり
社説「関東防空大演習を嗤ふ」で軍部を激しく怒らせた桐生悠々。明治末から日米開戦前夜まで、『信濃毎日』『新愛知』の主筆として、また個人雑誌『他山の石』の発行人として、反戦と不正追及の姿勢を貫いた烈々たる生涯を時代の変転のなかに描き切る。五男による回想「私にとっての〈親子関係〉」も収録。[解説=青木理]
はじめに
第一章 先祖由緒書から
第二章 若き二人の作家の肖像
第三章 記者への道
第四章 「陋習打破論」前後
第五章 大正デモクラシーのなかの悠々
第六章 「関東防空大演習を嗤ふ」
第七章 『他山の石』――極北に輝く星
主なる参考文献
あとがきに換えて

[特別付録] 私にとっての《親子関係》 ……………桐生昭男(桐生悠々 五男)
解 説……………青木 理
井出孫六(Magoroku Ide)
1931‒2020年。長野県南佐久に生まれる。55年東京大学文学部仏文科卒業。中央公論社勤務を経て、『秩父困民党群像』で作家としてデビュー。75年、『アトラス伝説』で第72回直木賞受賞。86年、『終わりなき旅―「中国残留孤児」の歴史と現在』で第13回大佛次郎賞受賞。他の著書に『秩父困民党紀行』『峠をあるく』『明治民衆史を歩く』『峠』『ルポルタージュ戦後史』『満蒙の権益と開拓団の悲劇』『朝河貫一』『信州奇人考』『ねじ釘の如く』『ふるさと讃歌』『歴史のつづれおり』『石橋湛山と小国主義』『柳田国男を歩く』『国を越えた日本人』『野口英世』『中国残留邦人』『いばら路を知りてささげし』『すぎされない過去』ほか多数。

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