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2023.05.19
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2022.06.22
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核兵器 禁止から廃絶へ
核兵器の「終わりの始まり」を告げた核兵器禁止条約。その内容と発効までの経過、現在の課題を報告。
核兵器禁止条約が、ついに発効した。非核の世界を求める国際社会、NGOやヒバクシャの長年の運動が実を結んだこの画期により、新たな国際秩序への歩みが、確実に進んだ。一方、核武装国家による抵抗も続いている。「核の傘」を奉じる日本政府も批准を否定する。核廃絶に向けた次の一歩を、どう展望するのか。
はじめに
第一章 なぜ核兵器が問題なのか
第二章 核兵器が禁止されるまで
第三章 核兵器禁止条約
第四章 日本はなぜ反対しているのか
第五章 それでも条約は世界を変える
第六章 核抑止力という神話
第七章 核兵器はなくせる――これからの道筋
第一章 なぜ核兵器が問題なのか
第二章 核兵器が禁止されるまで
第三章 核兵器禁止条約
第四章 日本はなぜ反対しているのか
第五章 それでも条約は世界を変える
第六章 核抑止力という神話
第七章 核兵器はなくせる――これからの道筋
川崎 哲(かわさき あきら)
NGOピースボート共同代表。1968年東京生まれ。東京大学卒業後、ピースデポ事務局長などを経て2003年より現職。2009~10年「核不拡散・核軍縮に関する国際委員会」でNGOアドバイザーを務めた。核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)では2010年から副代表や共同代表を歴任し、2014年から国際運営委員、2021年からは会長を兼任。第33回谷本清平和賞を受賞。恵泉女学園大学で非常勤講師。著書に『核兵器はなくせる』(岩波ジュニア新書)など。
NGOピースボート共同代表。1968年東京生まれ。東京大学卒業後、ピースデポ事務局長などを経て2003年より現職。2009~10年「核不拡散・核軍縮に関する国際委員会」でNGOアドバイザーを務めた。核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)では2010年から副代表や共同代表を歴任し、2014年から国際運営委員、2021年からは会長を兼任。第33回谷本清平和賞を受賞。恵泉女学園大学で非常勤講師。著書に『核兵器はなくせる』(岩波ジュニア新書)など。