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〈必要〉から始める仕事おこし

「協同労働」の可能性

「協同労働」という新しい働き方とは。行き詰る日本の雇用・労働の現状を問い、その意義と可能性を説く。

〈必要〉から始める仕事おこし
著者 日本労働者協同組合連合会
通し番号 1059
ジャンル 書籍 > 岩波ブックレット > 社会
刊行日 2022/02/04
ISBN 9784002710594
Cコード 0336
体裁 A5 ・ 並製 ・ 88頁
在庫 在庫あり
暮らしや地域に必要な仕事は自分たちで立ち上げよう! 働く者たちが自ら出資して仕事をおこし、経営にも携わる。労働者協同組合法が成立し、いま「協同労働」という新しい働き方が広がろうとしている。行き詰る日本の雇用や労働の問題を浮き彫りにしながら、「協同労働」の意義や具体的な実践を検証し、その可能性を探る。
はじめに

第1章 「協同労働」はどのように生み出されたのか
 1 「よりよく雇われる」でいいのか/2 労働者が主人公となる働き方とは/3 労働の本来の姿とは

第2章 「労働者協同組合法」がもたらすもの
 1 「法制化市民会議」をつくって/2 労働者協同組合法の内容と意義

第3章 「協同労働」の現場を見る――豊かな実践から
 1 「みんなで話し合う」という格闘/2 最初から「協同労働」「地域づくり」を掲げて/3 「なければつくっちゃえ」/4 自然を生かした豊かさを創造する/5 諸団体と連携して社会連帯活動/6 各労協組織の始まりと活動

第4章 日本社会を足元から変える
日本労働者協同組合連合会
 働く人、市民が出資も経営も労働も担う労働者協同組合(協同労働の協同組合)の連合体。
 失業対策事業で働く人たちを中心にした「全日本自由労働組合」(全日自労)が、中高年齢者、失業者、障害がある人などの仕事と生活の保障を目指してつくった各地の「中高年事業団」が集まり、1979年に設立した「中高年雇用・福祉事業団全国協議会」からスタート。93年、「日本労働者協同組合連合会」に発展。2008年に「日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会」と名称を改めた。介護・福祉、保育、若者・困窮者自立支援、公共施設管理、清掃、物流、食、農、林、エネルギーなど多様な仕事に約1万6000人が就労。機関紙「日本労協新聞」を月3回発行。
 参考図書に『ワーカーズコープ35年の軌跡』(日本労協連発行)、『協同ではたらくガイドブック』〈入門編〉〈実践編〉(協同総合研究所発行)、『協同で仕事をおこす』(広井良典編著、コモンズ)など。
 〒170‒0013 東京都豊島区東池袋1‒44‒3 池袋ISP タマビル7階
 電話03‒6907‒8040 FAX 03‒6907‒8041
 メール:rngukism[a]roukyou.gr.jp
 *[a] は @ に置き換えてください
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