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2022.11.07
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アメリカとは何か 自画像と世界観をめぐる相剋
トランプ後、一段と広がりと深さを増す米国の分断状況。「理念の共和国」の民主主義はどこへ向かうのか?
ポピュリズムやナショナリズムの台頭、社会的分断の深化、Qアノンはじめ陰謀論の隆盛、専制主義国家による挑戦などを前に、理念の共和国・米国のアイデンティティが揺らいでいる。今日の米国内の分断状況を観察し続けてきた著者が、その実態を精緻に腑分けし、米国の民主主義、そしてリベラル国際秩序の行方を展望する。
はしがき――「ノースカロライナ州カリタックのPM」の不満
第1章 自画像をめぐる攻防
1 米国という実験
2 米国流「リベラル」の誕生
3 米国流「保守」の逆襲
4 オバマとトランプをつなぐもの
5 ペイリオコンと右派ポピュリズム
6 民主社会主義と左派ポピュリズム
7 異彩を放つリバタリアン
8 トライバリズムの時代
第2章 ラディカル・アメリカ
1 コロナ禍の政治学
2 先鋭化する陰謀論
3 BLM運動をめぐる攻防
4 キャンセル文化とウォーク文化
5 過激化する対立
6 人種をめぐる駆け引き
第3章 米国モデル再考
1 米国例外主義
2 古典的帝国としての米国
3 ダブルスタンダードと反米主義
4 リベラル国際秩序
5 権威主義国家による挑戦
6 リベラル疲れ
第4章 分裂する世界認識
1 パラレルワールド
2 権威主義が見る世界
3 民主社会主義が見る世界
4 リバタリアンが見る世界
5 リトレンチメント論争
6 漂流する共和党
7 中国問題
8 アフガン撤退の意味
第5章 分断社会の行く末
1 強まる遠心力
2 楽観的シナリオ
3 反動と障壁
4 悲観的シナリオ
5 アフター・ナショナリズム
6 新たなリスク
7 デジタル・レーニン主義
8 問われるメタ・ソフトパワー
あとがき
索 引
第1章 自画像をめぐる攻防
1 米国という実験
2 米国流「リベラル」の誕生
3 米国流「保守」の逆襲
4 オバマとトランプをつなぐもの
5 ペイリオコンと右派ポピュリズム
6 民主社会主義と左派ポピュリズム
7 異彩を放つリバタリアン
8 トライバリズムの時代
第2章 ラディカル・アメリカ
1 コロナ禍の政治学
2 先鋭化する陰謀論
3 BLM運動をめぐる攻防
4 キャンセル文化とウォーク文化
5 過激化する対立
6 人種をめぐる駆け引き
第3章 米国モデル再考
1 米国例外主義
2 古典的帝国としての米国
3 ダブルスタンダードと反米主義
4 リベラル国際秩序
5 権威主義国家による挑戦
6 リベラル疲れ
第4章 分裂する世界認識
1 パラレルワールド
2 権威主義が見る世界
3 民主社会主義が見る世界
4 リバタリアンが見る世界
5 リトレンチメント論争
6 漂流する共和党
7 中国問題
8 アフガン撤退の意味
第5章 分断社会の行く末
1 強まる遠心力
2 楽観的シナリオ
3 反動と障壁
4 悲観的シナリオ
5 アフター・ナショナリズム
6 新たなリスク
7 デジタル・レーニン主義
8 問われるメタ・ソフトパワー
あとがき
索 引
渡辺 靖
1967年 生まれ.慶應義塾大学SFC教授.97年ハーバード大学Ph.D.(社会人類学).ハーバード大学国際問題研究所などを経て,2005年より現職.ケンブリッジ大学フェロー,パリ政治学院客員教授などを歴任.専門は現代米国論,パブリック・ディプロマシー論.日本学術振興会賞,日本学士院学術奨励賞受賞.
著書(単著)-『アフター・アメリカ』(慶應義塾大学出版会.サントリー学芸賞,アメリカ学会清水博賞,義塾賞)
『アメリカン・デモクラシーの逆説』『〈文化〉を捉え直す』(以上,岩波新書)
『文化と外交』『リバタリアニズム』『白人ナショナリズム』(以上,中公新書)
ほか多数.
1967年 生まれ.慶應義塾大学SFC教授.97年ハーバード大学Ph.D.(社会人類学).ハーバード大学国際問題研究所などを経て,2005年より現職.ケンブリッジ大学フェロー,パリ政治学院客員教授などを歴任.専門は現代米国論,パブリック・ディプロマシー論.日本学術振興会賞,日本学士院学術奨励賞受賞.
著書(単著)-『アフター・アメリカ』(慶應義塾大学出版会.サントリー学芸賞,アメリカ学会清水博賞,義塾賞)
『アメリカン・デモクラシーの逆説』『〈文化〉を捉え直す』(以上,岩波新書)
『文化と外交』『リバタリアニズム』『白人ナショナリズム』(以上,中公新書)
ほか多数.