科学

2010年2月号
(Vol.80 No.2)

目次

興味深い物性をもつ元素であるプルトニウム。その物性研究の展開から研究史、核燃料サイクルにおける位置までを特集。国際状況のなかでの日本の選択論、プルサーマルの論点の歴史的まとめ、政策論をめぐる分析、日本のプルトニウム量推移の分析から、この元素との今後の付き合い方を模索する。

 

  

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特集 
プルトニウム科学の現在─何が問われるか



プルトニウムとは何か
プルトニウム─魅惑多き元素と化合物 安岡弘志
プルトニウムの研究史─社会との関連の中で 平田光司
どうする核燃料サイクル政策
プルトニウム利用をめぐる国際情勢─国際化に向かう核燃料サイクルと日本の選択 鈴木達治郎
プルサーマルの論点─軽水炉でのMOX 利用計画を歴史的視点から検証する 吉岡斉
未来を“かたる”ことばの諸様相─核燃料サイクル政策論のために 尾内隆之
資料
日本のプルトニウム需給バランス─現状と将来の分析 勝田忠広
各国の増殖炉計画の経験と現状からの考察─ IPFM レポートから フランク・フォンヒッペル(翻訳: 田窪雅文)

巻頭エッセイ 学ぶ・創る・遊ぶ
遊びから研究へ  内井惣七

科学通信
科学ニュース: 真珠を輝かせる構造はどのように形成されるのか─関与するタンパク質Pif の発見から  鈴木道生・小暮敏博・長澤寛道
科学の動向: イネ科植物の進化と動物との関わり  長谷川政美・米澤隆弘
コラム《超分子》通信: 超分子アート:分子は芸術的センスをもつか?  有賀克彦

……………報告・解説…………………………………………
核と科学者 小沼通二
法廷における科学─科学者証人がおかれる奇妙な現実 本堂毅

星砂Times(第29回)性転換自由自在? 中嶋康裕

地球史を旅する(第9回)始祖鳥の故郷,ゾルンホーフェンの石切場(南ドイツ) 白尾元理

自然系博物館の未来(第9回)デジタルと博物館 廣瀬通孝

ちびっこチンパンジーと仲間たち(第98回)鏡の国のクレオ 友永雅己

数と漢字の物語(第20回)七歩の間のたのしみ 円満字二郎

脳と心の交差点(第17 回)創造する倫理 加藤忠史

広辞苑を3倍楽しむ(第25回)虎 中山圭子

心にのこる 1冊
山田常雄・前川文夫・江上不二夫・八杉龍一編『岩波生物学辞典』(第1 版) 古谷雅樹

書評
武村雅之著『未曾有の大災害と地震学─関東大震災』 壇一男 評

ウェブ〈議論の広場〉より
日本の科学研究を考える  中村桂子

50年前には/75年前には

編集部に届いた本から

次号予告

 

 

 

 



 

 

 

 

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