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2013年11月号
(Vol.83 No.11)
●創刊1931年●
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目次
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特集
“科学的”とは何か
「想定外」にみる科学主義の虚偽──地に墜ちた日本国家の信頼と倫理……松原望
医学情報の科学的条件──100mSvをめぐる言説の誤解を解く……津田敏秀
「科学的」であることを市民の側から考えるために──東京電力原発事故と被曝をめぐる「科学」的言説をめぐって……影浦峡
シミュレーションと予測の使われ方──福島原発事故をめぐって……牧野淳一郎
[規制と科学]
放射線とベンゼンを例にみる規制と科学観──社会的受忍レベルの裂け目……神里達博
リスク評価に“中立”はあるか──森永ヒ素粉乳中毒事件にみる文脈依存性……中島貴子
[科学と社会の諸相]
論理学とサイエンス・コミュニケーションの補完……村上祐子
科学という眼鏡……有田正規
科学的である,という難事……岩田健太郎
「原発と活断層」をめぐる「科学」の扱い……鈴木康弘
福島第一原子力発電所から海洋への放射能流出の現状……神田穣太
巻頭エッセイ
科学的とはなにか……中村桂子
[科学時評]
利益相反を直視する……尾内隆之
地震動による福島第一1号機の配管漏えいを考える──東京電力「福島原子力事故調査報告書」と新規公開データの考察から……木村俊雄
(追加のウェブ資料はこちら)
これでも東京電力の罪は問えないのか──原子力ムラの虜となった検察の論理は次の原発事故を準備する……海渡雄一
エネルギー問題としてのリニア新幹線……阿部修治
科学通信
“国が前面に出て”遅らせる:汚染水処理に立ちはだかる乱立組織……筒井哲郎
〈コラム〉ドイツ環境政策通信 学習型エネルギー効率ネットワーク(LEEN)……今泉みね子
〈コラム〉私たちの超兵器 起てデジタルものよ──チリのサイバーシン計画……植木不等式
鳥類学者は鳥の役には立たない,か。──須藤靖・伊勢田哲治『科学を語るとはどういうことか』(河出ブックス)を読んで……塚谷裕一
原子力市民委員会の「原発ゼロ社会への道──新しい公論形成のための中間報告」……編集部
連載
ちびっこチンパンジーと仲間たち<143>チンパンジーの子どもとゴリラの子ども……田中正之
寅彦 in English<14>……トム・ガリー+松下貢
アルキメデスからの贈り物<13>アルベロスとサリノンの面積……奥村博
市民社会と行政法<25>……大浜啓吉
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