科学

2014年2月号
(Vol.84 No.2)

●創刊1931年●

目次


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特集 
科学的助言:科学と行政のあいだ


[危機管理と意思決定の諸相]
地球温暖化問題と社会の意思決定……江守正多

放射性廃棄物地層処分技術ワーキンググループ設立をめぐって──日本地震学会からの回答と考え方……加藤照之

2011年霧島山新燃岳噴火に対する危機管理……井村隆介

[科学的規制の時代]
[座談会]“安全宣言”事例から考える科学者の役割(前編)
……尾内隆之・小山真人・平川秀幸・山岡耕春

「科学的助言」の政治学……尾内隆之

低頻度巨大災害のリスクを定量評価する──合理的な「想定外」対策へ向けて……小山真人

科学的助言のパラダイム・シフト──責任あるイノベーション,ポスト・ノーマルサイエンス,エコシステム……平川秀幸

科学的助言をめぐる諸問題へのアプローチ──動き出した国際的な検討活動……佐藤 靖・有本建男

[社会の側から考える]
「責任」の所在──「科学的」発言の政治・社会的側面……影浦 峡

科学情報,その送り方・受けとり方……石黒真木夫

製薬会社をめぐる利益相反の問題について──日常臨床と医学教育の現場で……宮田靖志

[規制値をめぐる問い]
私たちは今日,どこまで許容するのか?
……市民科学者国際会議実行委員会

新潟県・第3回技術委員会について県担当課長に聞く……須貝幸子

[資料]「敷地境界の線量評価を基準としない方針転換」についての規制庁の説明──新潟県原子力発電所の安全管理に関する技術委員会(2013年度第2回)議事録より

欧州食品安全機関,ネオニコチノイド系農薬がヒト脳に発達神経毒性の可能性ありと公表──EUではミツバチ大量死の原因として使用禁止始まる……黒田洋一郎




巻頭エッセイ
  秘密保護法と科学者……小沢弘明

[科学時評]
  科学者と政治のよくない関係……島薗 進


続 原子炉圧力容器の脆化予測は破綻している──日本電気協会,電力中央研究所と学者・研究者の姿勢を問う……小岩昌宏




科学通信
〈コラム〉ドイツ環境政策通信 再生可能エネルギー発電が電力料金を高くする?……今泉みね子

〈コラム〉放射線測定の現場から 放射性セシウムと天然核種……小豆川勝見・渡邊利奈

原発適合性審査に「クロスチェック解析」の実施を……原発規制庁審議ウォッチグループ

根井正利氏の業績を記念するワークショップを取材して……編集部



連載
火山列島─大地の声を聞く<2>厳寒の北の大地,その息吹き……宮武健仁

3.11 以後の科学リテラシー<16>……牧野淳一郎

ちびっこチンパンジーと仲間たち<146>隙間から見た世界……伊村知子・友永雅己

広辞苑を3倍楽しむ<67>板挟み……福島健児



3.11後の英国首席科学顧問の助言から(編集部)

2013年総索引

 

 

 

 



 

 

 

 

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