講座紹介「岩波講座 日本経済の歴史」(全6巻)

日本経済1000年の歴史が明らかになる

岩波講座 日本経済の歴史 全6巻

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深尾京司・中村尚史・中林真幸
[編集協力]
寺西重郎・宮本又郎・阿部武司・坂根嘉弘・川口大司
書影

刊行にあたって

私たちの知る日本の経済社会はいつ頃に形成され,経済成長はいつ頃に加速し始めたのだろうか.あるいは,長期雇用慣行はいつ生まれ,定着し,衰退に転じたのか.平安時代の分権的な荘園制経済は,中世を通じて変質し,やがて,武士が率いる幕藩制国家が財産権を守り,財産権を手にした農民が豊かさを追求する近世日本が立ち上がる.そして近代日本の産業化がこれに続く.激動の果てにつかんだ成長の果実は,戦後の長期雇用慣行を通じて,つかの間,広く共有された.
この講座は,平安時代から現在までを貫く超長期GDP推計によって成長を見渡しつつ,労働,金融,農業,鉱工業,商業・サービス業の各部門における制度変化を丁寧に振り返る.現代日本経済の強さと弱さを,その起源から語る大人のために,信頼に足る道しるべを.
深尾京司・中村尚史・中林真幸

編集

深尾京司
1956年生まれ. 一橋大学経済研究所教授 (現代1・現代2担当)
中村尚史
1966年生まれ. 東京大学社会科学研究所教授 (近代1・近代2・現代1担当)
中林真幸
1969年生まれ. 東京大学社会科学研究所教授 (中世・近世・近代1担当)

協力

寺西重郎
一橋大学名誉教授(第2章「金融」担当)
宮本又郎
大阪大学名誉教授(第5章「商業とサービス」担当)
阿部武司
国士舘大学政経学部教授(第4章「鉱工業」担当)
坂根嘉弘
広島修道大学商学部教授(第3章「農業と土地用益」担当)
川口大司
東京大学大学院経済学研究科教授(第1章「労働と人口」担当)

本講座の特色

  • 1988年~90年に刊行された『日本経済史』全8巻に代わる,新しい「日本経済の歴史」像を提示.
  • 日本史学・経済史学と制度の経済学のコラボレーション.
  • 中世から現代まで約1000年の超長期GDP推計.
  • 全6巻を時系列に配し,各巻の構造を共通化.
  • 時代別・テーマ別に日本経済の歴史を縦横に読み解く.

『岩波講座 日本経済の歴史』内容案内[PDFファイル:3.05MB]

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