科学者の見た広辞苑.写真とエッセイで3倍楽しむ!

『広辞苑を3倍楽しむ』

(岩波書店編集部 編)


 『広辞苑 第7版』を来年1月に刊行します.広辞苑というと,「広辞苑によれば……」と,言葉の〈意味〉の参照点,国語辞典という印象が強いかと思いますが,実は「国語+百科」の辞典です.24万語にのぼる項目のうち10万語以上が,言葉が示す〈対象〉について記した百科の項目.これらの改訂は,各分野の第一線の研究者,サイエンス関係の言葉は科学者の方にお願いしています.
 さて,科学に携わる人びとは言葉の先にどのような世界を見ているのでしょうか.今回ご紹介するのは,広辞苑の24万語にのぼる項目の中から,思い思いの言葉を「話の種」に,美しい写真やイラストとともに紡いだ50篇のエッセイ集です.第6版の刊行を機に雑誌「科学」でスタートした連載を再構成したもので,連載時から「これは読める,楽しめる」と好評でした.
 「3倍楽しむ」には,広辞苑の記載の面白さが1つめの楽しみ,そこから,魅力的な写真やイラストを2つめ,解説やエッセイを3つめの楽しみとして跳躍し,大きく広がるように.タイトルには,そんな気持ちが込められています.
 「折り紙」「からくり」「錯視」「ピタゴラスの数」「ブラックホール」…….「コンペイトー」「でんぐり返り」「腹黒い」「分身」といった意外な言葉も.なかなか見ることができない壮大な光景や,科学者ならではのとっておきの写真もオールカラーでお届けします.言葉の奥に広がる科学者の見たもう一つの世界を,広辞苑の言葉とともに存分にご堪能ください.
 第7版の刊行を機に,その後の連載と新しく加わった旬な言葉についてのエッセイをまとめた続編を準備中です.どうぞこちらもご期待ください.

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