絵本『せいめいのれきし」が50年以上も読み継がれる訳は?

『深読み!絵本『せいめいのれきし』』

(真鍋 真 著)

 この50年で大きく変わった生物進化の知見。そうした中でも、今なお読み継がれてきかた絵本『せいめいのれきし』が、2015年、大きく改訂されました。監修したのは、この絵本をこよなく愛し、この絵本を使ったイベントや講演会を数多く手掛ける恐竜博士。監修者自ら、絵本に盛り込めなかった知識や蘊蓄を、絵本の隅ずみまでスポットライトを当てながら、この本で披露します.
 舞台脇の司会者は、大きさの目印。だんだんと大きくなるウマの祖先の様子も、司会者と握手する場面を見れば一目瞭然。博物館で、ステゴザウルスをスケッチする女性は、作者のバートンさん? 引っ越してきたアトリエのある小さな家は代表作『ちいさいおうち』?
 小さい子たちと絵本を読むのも、恋人と科学館や博物館へ行くのも、この本を読んでいれば、もっと楽しめるかも。

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