2020年の新企画から

沢木耕太郎セッションズ〈訊いて、聴く〉(全4巻)

沢木耕太郎

一九七〇年代末から現在まで、会って、訊き、そして聴いた話、四〇篇をおさめる。各界の個性豊かで魅力的な人たちと、長時間、じっくりと語り合った稀有な記録。各巻のテーマは、達人、青春、旅とスポーツ、そして書くこと。各々の巻の冒頭に、エッセイを書き下ろす。〈3月刊〉


グローバル関係学(全7巻)

[編集代表]酒井啓子

世界の変動を、国家・地域統合体・企業等、多層的な主体同士の複雑な「関係性」を軸に考える新シリーズ。従来の国家主体の視点を相対化し、国際関係論や国際政治学の限界をこえる新しい学問領域の枠組を提示するとともに、国際状況全般や紛争、危機の分析を行う。〈9月刊〉


シリーズ テキストアナリティクス(全6巻)

[監修]金明哲

ツイートや口コミレビュー、ニュース記事、金融情報……。テキスト型のデータは急増している。膨大なデータから、いかにして価値ある情報を引き出すのか。基礎理論から技術の詳細、具体的な応用事例まで、各界の第一人者が体系的にまとめた画期的シリーズ。〈9月刊〉


近代日本の音楽百年(全4巻)

細川周平

ペリー来航から敗戦までの百年間、作曲と演奏、楽譜や楽器はもとより、教育、産業、テクノロジーなどの分野を含めて、「音楽」をめぐるあらゆる営みが、時代のなかで劇的な変容を遂げていった。音楽の「近代」を空前の規模で俯瞰する著者渾身のライフワーク。〈7月刊〉


戦争の文化(上・中・下)

ジョン・W・ダワー/田代泰子、藤本博、三浦俊章、三浦陽一訳

真珠湾攻撃と九・一一事件、イラク占領と日本占領、東京裁判とフセイン裁判──アメリカ、日本、アルカイダ等の歴史的比較を通して、世界が共有する「戦争の文化」(思考・心理・行動……)をあぶり出す。待望の邦訳。〈10月刊〉


冷戦 ワールド・ヒストリー(上・下)

O・A・ウェスタッド/益田実監訳/山本健、小川浩之訳

冷戦の起源から展開、終焉までの一〇〇年史。米ソや欧州のみならず、アジア、アフリカ、ラテンアメリカにも幅広く目を配り、冷戦がいかにグローバルな規模で国家や人々を左右したかを浮かび上がらせる。第一人者による通史の決定版。〈7月刊〉


世界ことわざ比較辞典

日本ことわざ文化学会編/時田昌瑞、山口政信監修

現代日本の代表的な常用ことわざ三〇〇を見出しとして五十音順にならべて解説を加え、関連する世界各地の二〇言語から集めたことわざの原語と翻訳が一目で読める辞典。世界的規模でのことわざの比較という初めての試みがここに。〈3月刊〉


The Lyrics 1961-1974/1975-2012(全2冊)

ボブ・ディラン/佐藤良明訳

三九〇曲に及ぶボブ・ディランのすべての自作詞を網羅。たくみな韻律、緊密な比喩、すぐれた抒情によってロックの歌詞に新地平をひらき、人間のことばの可能性をひろげた現代の吟遊詩人の神髄を、レノンやピンチョンの名訳者による最高の対訳で贈る。〈3月刊〉

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