インタビュー

「ほんとうの自由」のために闘う

ノーム・チョムスキー 聞き手= 堤 未果


 著名な言語学者で世界最高の知性の一人と言われるチョムスキー氏は、社会的発信を活発に続ける政治活動家としても稀有の存在である。2014年3月の来日時にお話をうかがった。聞き手は、新自由主義と貧困問題を追い続けるジャーナリストの堤未果氏。ウクライナ・イラク情勢を導入に、メディア支配、合意の捏造、企業支配、TPP、民主主義と自由へと、話は縦横に展開する。

Noam Chomsky 1928年、フィラデルフィア生まれ。1955年よりマサチューセッツ工科大学 (MIT) に勤務し、現在は同大学を代表するインスティテュート・プロフェッサー、名誉教授。理論言語学・認知科学の分野に多大な影響を与え続ける一方、1960年代から一貫してアメリカ外交政策に対する厳しい批判を行なってきた政治活動家としての顔ももつ。

つつみ・みか ジャーナリスト。国連、証券会社を経て現職。「報道が教えてくれないアメリカ弱者革命」(海鳴社) でJCJ黒田清新人賞。「ルポ・貧困大国アメリカ」(岩波新書) で日本エッセイストクラブ賞、新書大賞2009。「社会の真実の見つけ方」(岩波ジュニア新書)、「(株)貧困大国アメリカ」(岩波新書) など著書多数。J-WAVE「Jam the World」ナビゲーター。